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人妻ハメ好きの友人
【熟女/人妻 官能小説】

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小悪魔の誘惑-4

「はっ‥‥!?」

 遥太が目を開ければ、そこは見慣れた天井。寝ているのは自分の部屋のベッド。

 窓のカーテンからは外から照らす日光を覆いきれずにこぼれた光が僅かに部屋の内部に当たっている。

 徐々に覚醒していく脳内が、さっきまでの出来事は夢だったと察する。

 布団を除けてバッと起き上がると、遥太は手のひらを額に当てた。

 まだ寝ぼけた頭で彼が思ったことは二つだ。ここで目覚めて良かったと、なんでこのタイミングで目覚めたんだ、という一見すると相反する思いだ。だが、それが素直な今の心境であった。

「(ってか、冷静に考えてみたらあの人が僕の名前を知ってる筈がないんだよな‥‥)」

 あの女性は思いっきり自分のことを名前で呼んでいたが、あの女性の前で自己紹介した事はないので遥太の名前は知らない筈。だから夢なのだと判断する事も出来た筈だった。

 最も、仮に夢だと判断出来たとしても、夢である以上はどうしようもないのだが。

 余談だが、ペニスの形状は夢の中でも現実と一緒だった。これは手放しで喜んでいいのか悩むところである。

「起きるか‥‥」

 気を取り直してカーテンを開けようと思ってその場で立った時、遥太は自身のある違和感に気づく。 

「ん‥‥?」

 履いているトランクスが濡れっぽい感触であることに。

「あ‥‥!まさか‥‥!?」

 何かを察すると、遥太は寝間着のズボンと一緒に履いていたトランクスを脱いで空中に広げる。予め、察した通りの惨状だった。

「‥‥やってしまった」

 履いていたトランクスは濡れていたのだ。カーテンを開けずにまだ光が差し込んでいる部屋だが、べっとりした白い精液らしきものは見て分かる。
 
 遥太は泣く泣く朝から下着を履き替えることになった。

「(というか、友人が人妻のセフレ関係なのを思い悩んだ翌日に夢精する僕って‥‥)」

 胸中で自己嫌悪に陥りながら遥太は、タンスの引き出しを開けると適当なトランクスを取り出した。履き替えている間にぶつぶつと愚痴をこぼす。

「もう!エロすぎるんだよ、あの人‥‥!」

 名前も知らない、あの女性に向けて。


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