浮つく気持ち-4
夕方17時。2人は外回りの仕事を終えラブホテルにいた。
「ああん、修ぅっ、仕事中だと燃え方が違う…ハァハァ、ハァハァ」
着衣したままセックスする2人。
「スーツ姿の女とヤルの、好きなんだよ…。ついさっきまで社会人として仕事してた女が、そのままのカッコでしてる姿がたまんないだ…」
「着エロ好きなんだからっ…ああん…!」
バックでパンパン突かれながらそう言ったアンナ。
「ああん…!ああん…!ああん…!」
激しい突き上げに頭が揺れる。
「ああん!ああん…!また中に出しちゃうんでしょ…?」
「ああ。」
「もう…、妊娠しちゃったら責任取ってもらいますからね、高梨先輩ぁい♪」
「ああ、とってやるよ!ハァハァ、ハァハァ」
捲れ上がったスカートから顔を出す尻を撫でた後、ガッと掴む。
「あん…」
「最高だよ、アンナ…」
そう言った修に、アンナは言うつもりが無かった言葉が口から出てしまう。
「長谷川さんより…好き?」
「えっ…?」
一瞬腰の動きが止まってしまう。
「彼女は恋愛対象に入ってないよ。」
そう言って再び激しく腰を振る。
「ああん…!ああん…!ああん…!」
「変な質問したお仕置きだ。」
修はベッドが軋む程激しく、荒々しくアンナを突き立てる。
「あっああん…!!」
変な質問をした罰と言うよりも、梨紗への想いを振り払うかのように感じたアンナ。梨紗に対する敵対心はないが、多少ならずともジェラシーを感じてしまう。アンナは自分から体を動かしペニスを抜くと修をベッドに倒し上に乗る。
「修ぅ…?私、がっかりさせないから…」
妖しい笑みを浮かべて自ら腰を動かすアンナ。
「ああ…、アンナにがっかりした事は、ないよ…」
その言葉が嬉しかった。シャツの上が胸を揉む修。たまらなくなりシャツのボタンを外しブラジャーを押し上げる。
「着衣オッパイ…エロいわ…」
「修は私のオッパイ、大好きだもんね…?」
「ああ、大好きさ。」
修に激しく挿入された分、激しく腰を振るアンナ。髪を振り乱して大好きな彼氏とのセックスに燃える。
「ああ…、イク…!うっ…!うっ…!」
「ああん…」
修の射精に合わせて腰を緩やかに動かすアンナ。
「ああ、気持ちいい…。やっぱ最高だよ、アンナ…」
「ンフッ、当たり前でしょ…」
独身女性で中出しされここまで余裕な女はそうはいないなと修は思った。