『女医の娘・弥生(M468)のサクランボ』-2
ママはあたしなんか比較にもならない凄い美人です。アイツが気に入っている大昔の日活ロマンポルノの映画を観せられるんです。そこに出演している志摩いづみという妖艶で繊細な美貌の女優がママによく似ていました。
縄で縛られて折檻を受けている姿がそっくりでした。
「なんだ……舞子はもう降参か?」
ママは一条舞子。あたしは弥生です。
アイツは目隠しされたママを激しいピストンで犯しながら、ドアの外から覗いているあたしと目を合わせて、あたしに恥ずかしいオナニーを始めるように目配せするんです。
「あああっ、止めちゃ、嫌っ……もっと、してっ」
ママは後ろ手に縛られていて、アイツに抱きつくことも出来ないんです。もどかしそうに腰をクネらせて、アイツの凶器のようなチンポをねだっているのです。
「インテリのくせに、なんてはしたないドマゾの女医だ」
「ああん……舞子をこんな淫らな女になさったのは、あなたよ」
ママのうなじの乱れ髪は、娘のあたしが見ても凄艶でした。白い肌に黒い縄が喰い込んでいて、真っ赤な口唇から淫らな喘ぎ声を噴き上げているんです。目隠しの真っ赤な布の下の大きな瞳は信じられないほど猥らな色に染まっているはずです。
「ふん。舞子がこんな淫乱女だから、娘もさぞ淫乱な子になるんだろうな」
アイツはママを嬲りものにしながら、わざとあたしのことを口にするんです。
「こんな時に、や、弥生のことは、おっしゃらないでっ……」
「どうしてだ?」
「……ど、どうしてもっ」
ママはとうにあたしのことに感付いているのかもしれないという気がふとして、ゾクッとしました。あたしがアイツのオモチャにされていることも……今、廊下に立って覗き見していることも。
あたし、ママが縄で縛られて猥らに喘いでいる姿を凄く美しいと感じていたんです。羨ましいと思っていたのかもしれません。ママは全身を小刻みに痙攣させて、アイツの凶器で責められてイキ狂っているんです。はしたないくらいの喘ぎ声を放って、腰をクネらせているんです。
(ママは……あんなに乱れて……痙攣するくらい、イッてるのね……)
あたしは廊下から覗きながら、右手をパジャマの中に忍ばせてアイツに言われた通りにクリを弄ってオナってたんです。
「舞子のこんなあさましいヨガリ声が、娘の耳に届いてないとでも思ってるのか?」
アイツはドアの外のあたしの姿をジロッと睨みながら、ママを辱めていたんです。
「ああっ……そ、そのことは、おっしゃらないでっ」
知的で繊細でお嬢様育ちで優秀な外科医のママがアイツのようなどうしょうもない男の虜にされている理由が、あたしにはなんとなく分かるんです。
荒々しくて凶暴で、ベッドの上の女の扱いに関してはネチネチした粘着質の性格です。嗜虐の鬼です。それと巨大で逞しい肉の凶器が凄いんです。アイツを知ってしまったら、他の男なんて頼りのないヘナチョコ野郎にしか思えないに決まってます。
「娘に聞かれたくなかったら、少しは哭き声を我慢したらどうだ」
アイツはそう言いながら、荒々しい腰をママにぶつけて子宮を鋭く突き上げるんです。
「くふっ。ああっ、そんなことおっしゃらないでっ……あふうっ。く、狂いそうっ。ま、また来るわっ……お願い、もっと……イ、イッ、イカせてっ」
ママは活き海老のように全身を弾ませながら、もう何度目か分からない絶頂イキの連続に追い詰められているんです。
「ははっ。いい感じだ……もっと娘に聞かせてやれ。もっと聞こえるように吠えて、何度でも狂ってみろっ」
アイツが女の身体をとことんまで追い詰める時、凄まじい大声で怒鳴るんです。
その怒声が廊下のあたしの子宮にまで響くんです。
(そ、そんなに言わないでっ……も、もうイッてるのっ)
ショーツの中の指の動きが止まらなくなっていました。あたしは背中を仰け反らせ、声を押し殺して、ママの美しい弓なりの弧を描く裸身を見詰めながら、ほぼ同時に絶頂イキに襲われていたんです。