第四章 むなしい抵抗-1
第四章 むなしい抵抗
「おおおっ・・おおおおおー・・・」
茶髪の男が叫ぶと同時に、引き抜いたコックの先からミルクを飛び散らせた。
(あつ・・い・・・)
ドクンドクンと脈打つペニスを握り締めながら映見は、口を開けて受け止めている。
「あああ・・・はあぁ・・・
はぁっはぁっ・・・はぁっ・・・」
荒い息を吐く口元から、白い歯を覗かせている。
顔中に広がるねばついた感触が、嬉しかった。
「お、俺もっ・・・俺もっ・・・」
休む間も与えずに、日焼けした腕が引き寄せる。
「うぐぅっ・・・」
押し込められる太いペニスに、思わず顔をゆがめしまう。
「俺もっ・・・俺もっ・・・
あぁ・・・い、いくっ・・・」
だが、必死に絞り出す声につられるように、愛撫を始めるのだった。
「んんっ・・・んふっ・・・
んん・・・・・あふぅ・・・」
解き放ったペニスから右手を離し、両手で腰を抱え、リズミカルに唇を滑らせていく。
「いいっ・・・いいっ・・・・
おおおっ・・・・おおおっ・・・」
終わりを予感させる更なる膨張が、映見の口の中で広がっていく。