第四章 むなしい抵抗-3
「凄ぇじゃん、あんた・・・」
勝ち誇ったように仁王立ちする男が続けて言う。
「エロいよ、こんなエロい女、初めてだぜ」
そして、映見の顔を壁にある鏡の方に捻じ曲げるのだった。
「見てみなよっ・・・ほらっ・・」
「あぁっ・・・」
映見の目が大きく開かれ、驚きのシーンが飛び込んできた。
「へへへっ・・・へへへっ・・・」
快感に息を弾ませる顔から、白い歯がのぞかせていた。
「本当、エロいぜぇ・・・」
バストを揉み解す日焼けした手が、白い肌と強いコントラストを作っている。
「そ、そんなぁ・・・」
信じられない光景に映見は思わず声を絞り出した。
身障者トイレの狭い空間に三人が映っている。
白い便器に腰掛た映見を挟むように茶髪と日焼けした若い男が立っている。
仁王立ちする男達の肉体は逞しい筋肉で覆われている。
ペニスは放出したばかりだというのに、挑発するかの如くそそり立ったままだ。
映見の上半身も形の良いバストをむき出しにしている。
スカートは履いたままだが、パンティーは剥ぎ取られ床に落ちている。
開いた両足の付け根がスカート越しに秘部をのぞかせている。