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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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姉の自転車-2

 「あれ…もしかして…」
 「そうや、アベちゃんと百合子や…」

 下の姉が小声でささやきます。

 「あの二人、アオカンしよるで」
 「アオカン? アオカンってなに?」
 「セックスや、セックス!亅

 「セックス」と聞いてわたしは身体がカアッと熱くなりました。
 どういうことか具体的には何もわかっていませんでしたが、とにかく、大人がする恥ずかしいこと、いけないことという意識だけはあったからです。

 固唾をのんでじっと覗いていると、姉とわたしが通う中学校の阿部という教師が、これも教師の百合子を木の幹につかまらせて、身体を揺すっていました。跳び箱でも飛ぼうとしているように見えました。

 そのうち、阿部先生は身体を揺するのを止め、二人は地面に腰を下ろしたようでした。

 「あ、終わったわ、帰ろ!」

 下の姉が自転車に乗りました。わたしも慌てて自転車にまたがると姉の後を追いました。

 サドルを通じて股に当たってくる砂利道からの振動が、いつもは感じたことのないほどはっきりと伝わって来た気がしました。その日はお風呂でも布団に入ってからもずっとアソコを弄っていました。

 隣の布団では姉も同じことをしているようでした。

 指で弄っていると、なんだかヌルヌルしてきてしまいました。わたしはなかなか眠れませんでした。
 
 それでも、そのうちいつの間にか眠ってしまいました。

 朝になって目が覚めました。慌てて覗いてみたら、あそこの毛が糊で貼り付けたようになっていました。

 おかあちゃんには内緒にしておこうとなぜか思いました。

 それからしばらくしたその日も、布団に入っているとお腹の下の方がムズムズしてずっとあそこを弄っていました。

 それからまたしばらくたった日のことです。

 いつもは隣で寝ている下の姉は修学旅行で家にいません。

 ふと冷蔵庫に飲みかけのサイダーがあるのを思い出して、暗い廊下をそろそろと台所に行きました。

 台所の向こうには両親が寝ている仏間があり、まだ起きている気配がしました。

 夜中に甘いものを飲んだりしているのを見つかったら怒られると思ったので、そっと冷蔵庫の扉を開けてサイダーの瓶を口に運びます。

 すっかり気が抜けてしまってあまりおいしくありませんでした。

 そのとき仏間からおかあちゃんの苦しそうな声が聞こえたような気がして身体が硬くなりました。

 耳を澄ませているとおとうちゃんの声もします。

 「ホレッ、ホレッ…。スリャッ、スリャッ…」

 おとうちゃんの声がするとおかあちゃん声も聞こえてきます。どこか苦しそうです。ぱちん、ぱちんと手を叩くような音も聞こえてきます。

(いったい、どうしたんだろう?)と仏間を覗こうと思いましたが、おかあちゃんの声が聞こえてきました。

 「あんた、△子がおらんからって、そんなに派手にしたらいかんわよぉ」

 叩かれているのはおかあちゃんのようでした。

 (△子ねえちゃんがいないと何でおかあちゃんがおとうちゃんに叱られるのか)と思いました。

 「ええやないか。マセガキもおらんし、〇子もまた小屋にでも行ってるんやろ。ワシらも気兼ねせずに…な?」
 「あんた、まだひとりおるで」
 「あんなん、今頃夢の中やが」

 自分のことを話しているとわかって緊張します。

 そしてまたパチン、パチンという音や、おとうちゃんの掛け声のような声が聞こえてきました。

 おかあちゃんの苦しそうな声も聞こえてきます。

 「いい、いい…」

 (おかあちゃんは苦しがってるようやけど、なんで「いい、いい」と言ってたんやろか?)
 (○子ねえちゃんはこんな夜に外に出かけているの?)

 疑問が湧いてくるうちに、お腹の下の方が急にジンジンしてきたので、自分の寝床に慌てて戻りました。○子ねえちゃんも部屋にいれば襖の間から漏れてくる灯も今日はありませんでした。

 布団をかぶって、パンツの中に手を入れてアソコを触ると思いきりヌルヌルになっていたので、慌ててパンツを脱ぎました。

 そして、割れ目のヌルヌルをティッシュでふき取りましたが、すぐにヌルヌルになってしまいます。

 どうしたらいいかわからないまま、割れ目を弄っているうちになんだかおかしな気分になってきて、そのうち身体がブルンっと震えて、身体中の力が抜けてしまいました。

 割れ目からいっぱいヌルヌルが出てきて、敷布に染みてしまいました。

 下の姉が横に寝ていなくてよかったと思いました。

 割れ目を弄っているうちに、小さな粒みたいなところも弄っていたら、また体が震えてヌルヌルがいっぱい出てきました。

 わたしはすごく恥ずかしいことをしていると思いましたが、やめることができませんでした。

 「いつまで寝てるん! 学校遅れるで!」

 次の日の朝、おかあちゃんの声がして目が覚めました。

 パンツを脱いだままで眠ってしまっていました。
 おかあちゃんに布団を剥がされなくてよかったと思いました。


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