スペクタクル・ブラック-8
「はー、しばらくは1人で友達もいなくて寂しいなーって思ったけど、いきなり男の人が部屋に来る事になるとは思わなかったなー。」
「早速男を連れ込んだってか?」
「何かその言い方、やだー。欲求不満みたいじゃん!」
「違うの?」
「違うもーん。でもこうして仲良くしてくれる人が現れて良かったー。しかもエッチが巧くてペニスが立派な人で♪」
「ハハッ、やっぱ欲求不満じゃねーか。」
「かもねー!アハハ!」
これだけ人懐っこくて明るい性格ならすぐに友達は出来そうだなと思った。
そしてもう一つ興味がある。それは…。
「そーいやアンナ、オモチャはどこだ?」
アンナはギクっとした顔をする。
「やっぱ、覚えてた?」
「当たり前だろー?そんな美味しいネタ、忘れるかよ。そこのダンボールか!?」
修は数あるダンボールのうち、一つに近寄る。
「やだー、何で分かるのよー!?」
「ビンゴ!?へへへ、鼻が効くなぁ、俺って。」
修は有無を言わせずにそのダンボールを開けた。そして驚いた。
「うおっ!1本じゃないのかよ!」
中には複数のバイブやローターが入っていた。
「やーん、バレたー…。恥ずかしい…」
修は一個一個手に取って見つめる。
「あ…、お前、ティルドまで持ってんのかよ!」
「そ、それは…前の彼氏が買って来て…別れた時に置いていかれて仕方なく持ってるだけ…」
「使った事あんの?」
「その彼氏と付き合ってる時に…」
「じゃあコレでオナニーしてるとこを見られてたんだな?」
「オナニーって言うか、それを入れてるトコを見たいって言われて…」
「スケベだなーアンナぁ!」
「や、ヤダァ…」
顔を赤くして恥じらうアンナ。
「そっかぁ。へへへ、俺も見たいな、アンナのオナニー。特にティルドを使ってるトコ♪」
「アレ、超恥ずかしいんだよー?」
「だからいいんじゃん!なーアンナ、俺、いいバイブ知ってんだよ。今度一緒に買いに行こうな?」
「ヤダぁ…。でも修がオススメのバイブとか、興味あるかも…」
「だろ?じゃあ明日買いに行こうな。」
「うん。」
アンナは恥ずかしそうに答えたが、これだけのオモチャを捨てずに引っ越してまで持って来ると言う事は、結構なオモチャ好きなのである。オモチャでのオナニーがやめられない、オモチャ大好きな女なのであった。