第十六章 獣の味-1
第十六章 獣の味
(すご・・・い・・・)
かおりさんの動きに見とれてしまった。
(私と全然違う・・・)
そして、握ったままのコックに目を移した。
太い血管が浮き出るペニスは隆々と聳え立っている。
苦しくはなくなってきたけど、ぎこちない私の愛撫に感じてくれているのかしら。
かおりさんを真似て一生懸命やってるんだけど。
でも、不思議。
どうして、こんな気持になるのだろう。
男の人の性器、ペニスを咥えて愛撫するなんて。
感じて欲しいと、願っている。
こんないやらしい事をする自分じゃなかったのに。