Sweet Fragrance〜ラストノート〜-2
――――10年以上前
「ママー、あき大きくな ったらゆうとくんとけっ こんするぅ!」
「そうなの。良かったわ ね」
「あき、ゆうとくんがだ ぁいすきなの。」
「悠斗くんは亜希の王子 様だわね。」
「うん!あきはきれいな おひめさま〜!」
「悠斗。あたしね、悠斗のことちっちゃい頃から好きだったよ。だから…もちろん永井くん好きだったけど…今それをまぎらわせるために、ノリで言ってるわけじゃない。…悠斗も、そう?」
「そう。俺亜希がマジで好き。あー、俺幸せだ!ゆかりとはこんなに幸せにはなれなかったぜ。」
「あたしも…しあわせ。」
悠斗。だいすきな悠斗。ちっちゃいころから悠斗のいろんな顔みてきたけど、今の悠斗がいちばんかっこいいよ!!だいすき。
ゆかりちゃん、あたしもやっと幸せになれました。
幸せの鍵は、案外近くに…っていうかめちゃめちゃ近くにあったみたいだね。
(ハッピーエンド♪)