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『HIDDEN AFFAIR』
【学園物 官能小説】

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『HIDDEN AFFAIR 2nd secret』-3

『HIDDENAFFAIR』
「せんせー、俺…なんかへんな気分かも…」
「キスで感じたのね。感度がいいんだわ」
雛子は人差し指で湊の唇をなぞる。
「ピリピリします…。くすぐったくて、気持ちいい…」
「ココ、座って」
余って、そこに仕舞われていた閲覧用の椅子を指す。湊は言われるままに従う。
湊の目の前には雛子の胸元があった。
これから何が起こるのかと期待に揺れる。
まるで夢を見ているようだ。
雛子は両手で湊の両耳を弄ぶ。
くにくに。
「は…」
「ここも気持ちいいのね」
耳に口を寄せて囁くと、生暖かい吐息が湊の欲望を促した。
にゅちゅ…。
「…く」
舌が侵入している。
卑猥な滴音が頭の中で反響する。
ぴちゃ…くちゅっ…。
「先生…、だめだよ俺…。おかしくなりそう」
「それがじきによくなりわ」
まるで戒めを受けたように身体が動かない。
「いいコね」
柔和な笑顔。
「…ガキ扱いしないでくださいよ」
「そうね、ごめんなさい。こんなに大人なのにね…」
葉月の手が湊の股間に伸び、既にそそり立った肉棒を愛撫した。
「く…っ、あ…」
湊が感じている間に、葉月は脱がしにかかる。
あっという間に上半身を剥き出しにされた湊は羞恥が込み上げて来た。
−これじゃ俺が女みてーじゃん…。
「結城君、初めてなのね」
「はい…」
見破られてしまった。
相手は大人の女性だから少しは虚勢を張っていたかったが、そうも上手くはいかなかったようだ。
「ちゃんと教えてあげるわ。優しくね」
−そ、それ、俺が言ってみたかった…。
普段は仕事熱心で知的なこの女性の意外な一面に驚かされる。
いつも見ている雛子とは明らかに違う−。
雛子は湊の胸元に潜り込んだ。
「んっ…」
ちろ…。
湊の乳首に雛子の舌が伸びている。
「うぁ…」
ちゅぷ…。
温かい舌が乳首を包み込むように蠢く。そのイメージが鮮明に頭の中で浮かび上がると、上気で胸が弾んだ。
「せんせ、俺、女じゃないよ…」
「わかってるわ。感じているのが恥ずかしいのね?いいのよ。おかしいことじゃないわ」
指で乳首を押した。
「ふぁ…」
「男だってちゃんと感じるのよ」
「で、でもこれじゃ逆…」
くにくに。
「ぅ…」
「気持ち良くない?」
ちゅぷぅ…。
再び乳首を舌で嬲る。
「キモチ…いいです…」
「ふふ…。そうでしょ?」
「でも俺…、先生のもみたい…」
れろ…。
「あたしの?…いいわよ。じゃ結城君が脱がせて」
上着を脱ぐと、水色のブラウスになった。
湊はたどたどしい手つきでブラウスのボタンを外す。
三番目のボタンが外れると、白地に紺色の花の刺繍が施されているブラに包まれた乳房が露になった。
−先生の…、大きいな…。
直ぐさまむしゃぶりつきたい。早くこの着衣を引きはがしてしまって…。
ブチィッ!
「あっ…。だめよ、結城君」
ボタンが弾け飛ぶ、理性と共に。
ブラウスを引き裂くと、眼前の胸に顔を埋めた。
「あっ…ん」
「あったかい…」
ぐにぐにっ。
両手で乳房を力強く握る。ブラが歪み、乳首が現れる。
「だめよ…。そんなに強くしたら…」
「でももう抑え効かないよ…」
口を大きく開け、乳房を頬張る。
「んんっ…、そんな強く吸っちゃ…」
口の中で舌が乳首を突く。
「せんせ…、キモチいいですか…?」
「いいよ、すごく…」
潤んだ目が湊の背中を後押しする。
唇で乳首を挟み、引っ張る。
きゅっ…。
「あはぁっ…、いいよ…」
雛子は感じながらも湊の股間を摩(さす)っている。
熱い欲情が溢れ出しそうだ。


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