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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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混沌とした世界(後編)-13

緒川翠は聖戦シャングリ・ラのマンガ化の依頼を受けたので、ネームを描きながら、隆史とのセックスを思い出してしまっていた。
緒川翠はゴーディエ男爵とソラナのセックスシーンを描いていく。隆史が緒川翠の乳首を舐め転がした時、どれだけ乳首が痛いほど勃ち、甘えた声でねだるのかを、ソラナの表情やセリフに込める。

(私のすべてを込めて、隆史さんにまた気持ち良くしてもらう!〉

檜垣隆史は小手先で書いたものは、見抜いてしまう。マンガのネタにすると言われても、隆史への愛情を込めて、キスをするような気持ちで描いていく。
緒川翠はマンガ家だ。
セックスをして緒川翠に隆史が伝えてくれる愛情を思いながら、ゴーディエ男爵がソラナに膣内射精するシーンを描く。

(やだ、もう、濡れちゃいながらマンガを描いているなんて、恥ずかしくて隆史さんにも言えないわ〉

ゴーディエ男爵がソラナの牝の花から、たっぷりと射精した逸物を抜き出すと、逆流してきた白濁した粘液が遅れて吐き出されてくる。
緒川翠はそこまで描くと、椅子から立ち上がると我慢しきれなくなり、仕事部屋から出ると、隆史と交わった寝室のベッドに仰向けに目を閉じて寝そべる。

「んっ、あぁっ、隆史さん、大好き」

緒川翠は切なげな声をこぼし、淫らに自慰を始めるのだった。


«Fin»


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