SEX大好き-11
「ぁ…ぁ…ぁ…」
甘苦し過ぎて声が出ないアンナの小さな呻きが聞こえる。女のどうにもならない姿にたまらなく興奮する修。
「どうした?プレイガール。」
アンナは酸欠の鯉のように口をパクパクさせながら何とか言葉を口にする。
「もう…イッちゃう…か…も…」
体がプルプル震えている。
「はーっ??まだ入れたばっかだぞ!?」
修はオーバーに呆れてみせる。
「分かんない…、自分のカラダが分かんない…。イッちゃうのか…イカないのか…。ぁぁ…ぁ…ぁ…」
「アンナ、オマエ、本当はあんまSEXした事ないんじゃないのか?」
「そ、そんな事…ない…。それなりに…してる…つもり…」
「ホントかぁ??」
「ホント…。バイブだって持ってるし…、ローターだって…、ぁぁぁ…」
プライドを刺激され言わなくてもいいことを口走る。
「オマエ、バイブ持ってんだ。ローターも?へへへ、アンナ、オマエ玩具好きか!」
「ハァハァ、ハァハァ、ぁぁぁ…」
何を自爆してるんだろうと思ったがもう遅かった。今までバイブやローターを持っている事を誰にも言った事はなかった。それをこれから働く職場の上司に要らぬ報告をしてしまった事を後悔した。
「じゃあ今度、その愛用バイブやローターで遊んでやるからな?」
「ぁぁぁ…、ぁ…ぁ…」
震える体が止まらないアンナ。次の瞬間、どうなるか分からない自分の体が怖かった。
「アンナ、奥までピクピクいってるぞ?もしかしてチンポ少し動かしたらもうイッちゃうんじゃないのか?」
「ぁぁぁ…わかんない…ぁぁぁ…」
「ほら。」
修は腰を円に動かす。
「ああっ…!」
体から力が抜けるアンナは修の胸に手を当てて体を支える。そしてそれはいきなりやってきた。イクッと言う暇もないぐらい、一気に頂に登り詰めた。
「あああんっ…!」
アンナは天井に顔を向け呼吸が止まる。
「ぁ…」
頭の中が真っ白になる。一瞬、激しい快感から解放され体が軽くなったように感じた。だが次の瞬間、また苦しい程の快感に襲われる。
「んああっ…!ああっ…!ああっ…!」
体が痙攣する。自由が効かない体。アンナの上体が倒れる。
「ぁぅっ…。あぅ…、んんん…」
命尽きそうなアンナに修の声が囁かれる。
「まーたすぐイッちゃったのか…。しょうがないカラダだな。いつになったら俺を満足させてくれるんだ?」
「ハァハァ、ハァハァ、ごめんなさい…」
力なく呟いたアンナだった。