※調教報告書1 BDSMパートナー契約書-1
桐原拓海(以下、甲)と吉野芽美(以下、乙)は、乙が隠し持つ性的被虐願望を甲が開発することによって、乙を男性が思わず犯したくなるような、マゾヒスティックで淫らな色気を醸す性的魅力溢れる女性に開花させることを目的に、以下の契約を締結する。
(契約内容)
1.甲と乙は定められた期間中、甲をドミナント(支配者)、乙をサブミッシブ(服従者)とするSMパートナーとなり、甲は乙に対して実際の性行為を含むSM調教を施し、乙はそれを享受する。
その際、
1)甲は乙のドミナントとして、潜在的マゾヒストである乙の欲望を慎重に見極め、乙が性的快感を十分に感じ性的絶頂に達することができるよう、適切なSM調教を施さなければならない。
2)乙は甲のサブミッシブとして、甲が指定する性奴隷の衣装を身につけ、口・乳房・女性器・肛門等の身体の全てを用いて甲のSM調教を甘受しなければならない。また調教時には甲を「ご主人様」と呼び敬語を使って話し甲の命令に絶対服従するなど、その立場にふさわしい態度で接しなければならない。ただし、甲の調教に不満がある場合、乙は甲に対して調教内容の改善・充実を要望することができる。
(調教場所・日程)
2.調教場所は、原則、甲が乙のために用意した調教部屋とする。また調教日程は、原則、以下のとおりとする。
1)実際に対面しての調教を、毎週金曜日の夜から日曜日の夜までの間に行う。
2)水曜日の夜は、調教の謝礼として乙が甲に奉仕する日とする。
3)原則、平日昼間、乙が生理の時及び体調不良の時、および甲が中止と判断した時は調教を行わない。
4)ゴールデンウィークや年末年始等の長期休暇中の調教スケジュールは、別途取り決める。
5)その他必要に応じて平日夜も調教を行なうことがあるが、乙の仕事・生活に支障をきたすことのないよう、甲は十分に配慮する。
6)初回の調教時、乙の性癖その他を把握するために必要な検査と肉体検診を行う。
7)調教時間外、乙は前回の調教内容を復習し、次回の調教に向け健康維持や体力確保に努める。
(契約期間)
3.契約期間は3月26日から6月30日までの約三カ月間とし、その間に乙が甲によっ
て100回の絶頂に達した時点で満了とする。
1)絶頂に達した回数は乙の自己申告とし、甲の承認をもって正式な回数と認められる。
2)契約期間を過ぎても100回に達しない場合、3ヶ月間ごとに自動延長される。
3)乙はいかなる理由があろうとも、当契約を自ら解除することはできない。
(罰則規定)
4.乙が甲の命令に服従しない場合、甲は乙に対して乙の心身が甘受可能な範囲で罰を与
える権利を有する。ただし、甲は乙の心身に傷が永続して残るような過酷な調教や罰
を施してはならない。それでもなお乙が不服従を貫く場合、甲は本契約書を公開し、
第三者に譲渡することができる。
(サービス内容と対価)
5.当契約における甲が乙に提供するサービス内容と、それに対して乙が支払う対価は以
下の通りとする。乙が当契約において金銭的負担を求められることは原則、ないもの
とする。
1)甲が乙に提供するサービス
@週1回の対面調教
A上記@の写真・映像記録およびそのための機器
B絶頂快感(100回まで)
Cサブミッシブとしての衣装及び調教・性感開発グッズ
Dサブミッシブとしての躾け
E調教記録報告書
F乙の心理的・肉体的な健康状態を良好に保つ配慮および問題発生時の対処
2)乙が甲に支払う対価
@処女(契約締結時に手付金として)
A週一回、水曜日の性的奉仕(調教の謝礼として)
B上記1)Aを利用する権利
(乙が獲得する権利)
6.契約施行の結果、乙が甲の理想とするサブミッシブである「マゾ牝奴隷」として認められる水準に到達した際、乙は甲に対して以下の権利を獲得する。ただし権利の遂行は乙の権利であり、甲が乙に強要してはならず、また期限は甲が希望する期間とする。その他詳細については乙が権利を有した際に協議の上決定する。
@甲の終身専属サブミッシブとして仕える権利
A甲の子どもを孕み育てる権利
以 上
平成28年3月25日
甲 桐原拓海
乙 吉野芽美