兄と妹が交わる禁断のセックス-5
祐介は抱いていた梨々香から身体を離し、そのままゆっくりと上体を後ろに倒した。
「あん、抜けちゃいや!」
「り、梨々香、大丈夫だ」
「うん」
梨々香は、膣からペニスが抜けないように、祐介の身体にピタリと密着させている。
その動きの中で、お互いの性器は擦れ合い気持ちはさらに高まってくる。
祐介の上に馬乗りになった梨々香は興奮していた。
膣の中に祐介のペニスが刺さり、身体の芯から痺れてきていた。
ピチャピチャという淫靡な音がしている。
「お兄ちゃん、少し動かしても良い?」
「あぁ、良いよ」
「じゃあ、動かすよ」
この体位は騎乗位と言って、主に馬乗りになっている女性が主導権を握る。
兄の祐介から見れば、この間までは子供だった妹。
その妹は成長して身体は大人になっている。
しかし、その顔には幼さが残っているが、いつも自分を慕い、
子犬のようについてきていた妹。
夜のトイレは怖いと言って、ついてきて欲しいと言った妹。
もうその妹はいなくなってしまったのだろうか……。
いや、今ここにいる、裸で大きくなった乳房を揺らしながら自分の上に。
騎乗位でセックスをしながら結合している妹。
自分の上に結合している梨々香に、祐介は聞いてみたいことがあった。
「あの、梨々香、こんなに凄いテクニックを誰に教わったの?」
「えっ……」
「こんなのを知っている人、若くないよね」
「う、ううん」
「教えて、どんな人?」
「ええとね……」
梨々香は、ドキリとして、一瞬、動かしていた腰の動きを止めた。
しばらくしてから
「うん、若くないよ、それで良いでしょ、もう……」
明らかに梨々香は動揺していた。
「わかった、ごめん、梨々香」
「ううん、あたしこそ」
その会話はそれで済んだが、その後にその相手のことを知ったとき、
祐介は衝撃を受けた。その相手はいずれ分かってくる。
そこにはさらに罪深い(近親相姦)と言う闇が潜んでいた。
愛しい妹の膣に挿入しながら祐介はペニスの先が熱くなっていた。
「梨々香、そんなに動かすとお兄ちゃん逝っちゃうよ……」
「うん、あたしも、もう少し楽しみたい?」
「梨々香をもう少し楽しみたい」
「わかったわ」
梨々香は、兄の祐介と結合している膣の動きを止めた。
「ああ……逝きそうだったよ、梨々香」
「うん、あたしも、動かさないからこのままでお話ししよ、お兄ちゃん」
「う、うん」
祐介はコンドームを被せているので、このまま射精しても構わない。
でも、繋がりながら、梨々香と話をしたかった」
「あのね、お兄ちゃん」
「ん?」
「これからも、ときどき、こうしてお兄ちゃんはセックスしてくれる?」
「うん、良いよ……でも、親達に怪しまれないかな」
「大丈夫よ、親は1階で、あたしたちは2階だし、それに上がって来ないから」
「そうだね」
「それから叔母さんとのことだけど、この間みたいに縛ったりするの?」
「うん、叔母さんはそう言うの好きだから」
「あとはどんなことをするの?」
「バイブレーターって知ってる、梨々香?」
「うん知ってるよ、あたしの友達使っているし」
「そうなんだ、梨々香持ってる?」
「持ってないよ。お兄ちゃんは?」
「あるよ、この部屋に」
「わあ、凄い、今度、あたしにそれして!」
「良いよ」
「わあ、嬉しい!」
そう言いいながら、梨々香は興奮したのか再び、腰を動かしていた。
その動きに祐介は頭が痺れてきていた。
「あっ! 梨々香、逝きそうになってきた」
「あたしもよ、お兄ちゃん一緒に逝きたいな」
「うん、ああ逝く、梨々香を抱きながら逝きたい」
「うん」
梨々香はゆっくりと身体を前に倒し、挿入しながら祐介に抱きついた。
二人は狂ったように、抱き合いキスをしながら激しく腰を動かしていた。
ベッドがキシキシと音を立てている。
「梨々香、逝く!」
「あたしも……」
祐介は妹の梨々香を抱きしめながら、梨々香のなかに射精をした。
梨々香も身体を痙攣しながら何度も逝っていた。
兄と妹が交わるという禁断の行為、それはまだ始まったばかりだった。
しかし、それだけではなく、この家族にはまだ秘密が潜んでいた。
梨々香という娘と、義理の父親との関係も……。