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Stレナ・テイル3  美女戦士vs魔蛸
【ファンタジー 官能小説】

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美女戦士 vs 魔蛸-6

ブルーは襲ってきた触手を飛び上がりながら断ち切って、かっこよく着地すると、足をふんばって、ポーズを決めます。
「あなたたち、光の三原色って知ってる? 三色を合わせるとね‥」文句を言いかけます。
でもその場所はギャラリーに近すぎます。
野次馬たちが押し寄せて、記念に、ずたずたに破れたレオタードを持ち帰ろうとひっぱったり、背中やおしりをたたいたりさわったりします。
横に並んで自撮りしようともつれ合います。
「やめて」胸とエッチなとこを押さえて逃げようともがきます。人からのダメージの方が大きいくらいでした。
おっと。ブルーなんかに気を散らしてる場合ではありませんでした。 ばかな触手はあたしの足に巻き付き、何度もエッチな所へ入ろうとします。
でも、どうやっても入れません。不思議に思った何人かがのぞき込みます。 
「何か入れてるぜ」
「リモコンでブルブル振るわせるやつじゃないのか」無責任なことを言い合っています。
レオタードを着ていても、開いた足の間を不純な気持ちでのぞかれるのには、ちょっと抵抗があります。
処理しているとわかっていても、毛がはみ出てないか気になってしまいます。
でも、このおじさんたちはロリっ子にはスベスベツルツルを求めているのでしょう。
その夢を壊さないようにする必要があるのでしょうか。
「あきらめて。そんなの私にはきかないよ」
≪これで戦える≫ 思います。そして、「え? 私は何と戦ってるの」
すべての魔がみんなにとって、敵なのではありません。
魔がここに存在するためには、それを呼び出し、命令する者がいるのです。
命令されて初めて、良くも悪くも魔は動きます。
戦う者同士、どちらも被害者なのかもしれません。 ≪だからやつは『気持ちいい攻撃』しかしてないじゃない≫
「ピンク、やつの惑わしに乗るんじゃないわ」ブルーの呪文が目の前に刺さります。この人にとってはすべての魔が敵です。
全ての人間も敵なのかもしれません。さすがはSのブルーです。その周りに死体が列を作っています。
いえ、死んではいませんでした。股間を殴られて苦しんだり、気を失って倒れたりしていたのです。
それでも勇気のある者が助けと称して襲ってきては後ろに道を作っていきます。
私は触手を輪切りにして、一瞬のすきに腕を高々と上げます。
「ラブリー光線」
悪魔からギラギラした悪意が消えます。黒光りする触手はラブリーな薄い桜色に変わります。
その中心に現れたのは成人したてくらいの娘でした。


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