未亡人との歪な関係⑥-6
「佳織さん、やらしー……少しおっぱい、指でなぞっただけなのに。門井くん、ちゃんとしてあげないと佳織さんも溜まっちゃうよ？」
「ん、んぅ、冴子さ、っ……」
「門井くん、今トレーナーの中で佳織さんのおっぱい何されてると思う？」
佳織の胸をもみしだき、クスクスと笑いながら、冴子は悠斗を見た。
悠斗は自らのペニスをしゃぶられ、さらには冴子にいやらしく体を触られている佳織を目の前に、息を荒々しく吐き出すことしかできない。
「ん、っくぅ…！」
「今ね、佳織さんの乳首弾いてるの、ビンビンだよ。すごくいやらしくて、かぁいい」
愛しい男の肉棒を一心不乱にしゃぶりながら、いやらしく、美しい女に後ろから胸を揉みしだかれているというこの状況に、佳織はもう我慢ができなかった。
「ん、ぅ、嫌……もうだめ……」
佳織は立ち上がり、自らのズボンを下着ごと下ろす。
下着と、佳織の下腹部の毛は糸を引いているのが悠斗には見えた。
佳織は悠斗の肩に手をそっと置いて、悠斗の体にまたがる。
「だ、ダメだよ？！佳織さん…？！」
初めて交わった一度だけを除いて、悠斗は避妊を欠かしたことがなかった。
旅行の時でさえ、あんなに強引にことに及んだにもかかわらず避妊は怠らなかった。
佳織は悠斗のそれに体重をかける。どろり、とした感触が、悠斗の張り詰めた先端に感じられた。
「避妊してな…い、ダメだよ、佳織さん…！」
そう言いつつ、悠斗は直接繋がれることにひどく興奮していた。
冴子ではなく、自分がいちばん繋がりたい目の前の愛しい人とーー
「もう、ダメ、欲しい……欲しいのっ……ナカ、おかしいから……」
ぐちゅり、と音を立てて佳織の秘部がそれを飲み込んでいく。
「すごい……やらしい……佳織さんの中に門井くんの入っちゃってる……」
冴子はしゃがんだまま、佳織の臀部の方から二人の結合を眺めていた。
「は、ぁうっ……ぜ、んぶ入っちゃ…った。悠斗くんの……」
それが全て埋まりきると、佳織は悠斗の顔を挟み込み、唇を吸い、舌をいやらしく絡める。
「冴子さんのバカ……体、触られたら、我慢できな、くなっ……ちゃ…うに決まってるでしょ……」
いやらしく悠斗にキスしながら、冴子への文句を言う。
下半身だけを露出させ、佳織は激しく腰を動かした。
チリチリと焼け付くそこを鎮めたくて、自らのいいところに悠斗のそれを擦り付ける。
（ーーオナニーしてたのだってわかってたくせに、冴子さんのバカ……）
自らが本能的に悠斗の体を求めるところを冴子に見られている。
そんな恥ずかしさがありつつも、どこかでやはり冴子を欲情させたかった。
「やらしー……佳織さんの腰の動き」
「はっ、ぁ……だって、我慢できな…いからっ……無理やり発情させたの、冴子さんじゃない………！んん、ダメぇ、いくっ………！」
悠斗の体を抱きしめて、腰の動きを止めても絶頂が持続していて体の震えが止まらない。
佳織は冴子に見られながら、何度も何度も絶頂に達したのだった。