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ヤクトリの女
【熟女/人妻 官能小説】

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ホーム-4

銀三は肩をすくめて、

「そうかい。」
「ここでアンタを見た時、てっきりまた、マンコ掻き回して欲しくて来たのかと思ったよ。」

と言う。女は銀三を見据えて、

「そんな事ある訳無いでしょ!」
「痴漢を当てにする程、困って無いわ!」

と怒鳴った後口をつぐむ。銀三のペースに乗せられたと思ったのだろう。おもむろに口を開くと、

「本当にあの連中と仲間じゃ無いなら、何でも言いから情報を頂戴!」
「その内、電車で死人が出るかも知れない。」

と真剣な表情で説得する。銀三は諦めた様に、

「俺が知ってる事位、アンタも多分知ってるだろう。」
「アンタ達が摘発した半グレ連中が、動き出したって聞いた。」
「結構な量のツープッシュの在庫が有るんだと。」
「売らねぇと大金損するってんで、慣れない痴漢やレイプをして、それを撮影して客寄せに使うらしい。」
「連中は、殺気立ってるからアンタらも気をつけなって所だ。」
「情報源は、隠してくれよ。」

と言い、

「又聞きの又聞きだからな。」
「間違ったとしても苦情は受け付けねぇぞ。」

と笑いながら付け加える。

真理子は、男の話した情報に思わず頷いていた。男の言っている事は、今の状況に照らして辻褄が合っている。

(やはり、ツープッシュを扱う残党がいたんだわ。)
(主だった幹部連中は逮捕したから、クスリを扱う別働隊って所ね。)
(別に大物の幹部がいるのかも。)
(まだ、ツープッシュが大量に有るのか。)
(早く摘発しないと、被害者が増える一方だわ。)
(それにしても、痴漢やレイプを撮ってツープッシュの効果を見せる何て!悪辣よ!)

と真理子が思案していると男はつまらなそうに、

「もう、行くぞ。」

と呟くと行こうとする。真理子は焦った様に、

「もう少しだけ!」
「その話しを聞いた人は、半グレなの?」
「名前は良いから。」

と尋ねる。男はウンザリした様に、

「半グレじゃねぇ。」
「半グレと付き合いの有るヤツが半グレから聞いた話を知り合いにしたんだ。」

と言う。真理子は、上着から名刺入れを取り出し名刺を一枚抜くと男に渡した。男は、面倒臭さそうに受け取る。真理子は真剣な表情で、

「携帯番号は、私へ直接繋がるわ。」
「何か新しい情報入ったら電話して、お願い!」

と言う。男は名刺を見ている。●●省薬物取締局
○○支部 第ニ課 課長 小田真理子と有り、固定電話番号と携帯番号が記載されていた。

「あてにしないでくれ。」
「俺は、半グレと付き合いの有る男とは仲が悪い。」
「それにもう、情報入らないかもな。」

と男が言うと真理子は男を見据える様に、

「その半グレと付き合いの有る人、知ってるの?」

と勢い込んで尋ねる。男は、

「ああ、知ってる程度だ。」

と関心無さ気に言うと真理子は期待を込めて、

「自宅分かる?」

と聞く。男は首を振り、

「知らない。」
「知っていても教えないぞ。」
「俺の知り合いの知り合いだからな。」
「サツに売らねえ。」

と強めに言って来る。真理子は僅かに顔をしかめ、

(駄目なようね。)

と若干の失望を禁じ得ない。電車がやって来て停車すると二人は会話を止めた。まばらに乗客が降りて真理子達の側を通り過ぎる。周りに誰も居なくなると、

「アンタ、小田真理子って名前か?」
「課長か、偉いんだな。」

と男は、感心した様に言う。真理子は頭を傾け、

「名前、教えてくれないの?」

と聞くと男はボソッと

「銀三だ。」

と短く答えた。そして真理子の顔を見て、

「俺の話、役に立ったか?」

と聞いて来た。真理子は頷き、

「ええ、とても。」
「ありがとう。」

と礼を言うと銀三は不満気に、

「ここ来た甲斐が有ったな。」
「俺にはご褒美が無い。」

と言い出した。真理子は上着から財布を取り出し中を探る、

「分かったわ、余り沢山は無理だけど。」

と言うと銀三はすぐに、

「金は、要らない。」
「別の物が欲しい。」

と言う。真理子は意外だと言う表情で、

「何が欲しいの?」

と聞くと銀三は普通の事を話す様に、

「アンタのオッパイしゃぶりてぇ。」
「そのデカパイをな。」

と真理子の胸を指差す。真理子は、一瞬固まるがすぐに

「出来ないわ!」

と拒絶する様に声を荒げる。

「私は、司法機関の人間なのよ。」
「あなたは、痴漢!そんな人とそんな事は出来無い!」
「しかも、私は既婚者よ。絶対に無理!」

と続けてまくしたてる。銀三は平然と聞いていたが、

「アンタは痴漢の俺に協力を求め、欲しい情報を貰った。」
「なのに、俺の要求は無視か。」
「勝手だな。別にチンポ入れる訳じゃ無い。」
「旦那も気にしないんじゃないか?」
「最近、旦那触りもしないんだろ。」

と反論して来た。真理子はムッとして、

「私と夫の事は、あなたには関係ないわ。」
「知った様な事言わないで!」
「出来る事と出来無い事が有る。」
「お金なら多少払うわ。」
「そのお金で、そうゆうお店に行けば良いわ。」

と言い放った。


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