女子高生とラブホ-12
「ハァハァ、ハァハァ…」
ペニスがビクン、ビクンと跳ねていた。精子が出る度に眉を顰めるぐらいに気持ちいい射精だった。
(ああ、気持ち良かった…)
精子が止まり、残り汁がダランと垂れる。その様子まで沙織は見つめていた。
「あ、ヤバっ…ウェアにかかっちゃった…」
飛んだ精子がテニスウェアの上着の裾とスカートに掛かってしまった。
「凄く飛ぶんですね…」
「ん?あ、ああ、ごめん!」
「大丈夫です。家で洗いますから…」
「黄ばんじゃうかな…」
「ンフッ、大丈夫です。」
沙織は笑った。
「何か…色々勉強になりました、今日…」
「そう?」
「ハイ。」
2人は顔を見合わせて笑った。
「あ、ヤバっ!時間だ。」
あっと言う間の休憩2時間だった。2人は慌てて着替えて清算しラブホテルを出た。
車でラブホテルを出る時、沙織は何となく恥ずかしかった。道に出るのを待っている時に前を通り過ぎる車の運転手がこっちを見ていた。
あいつらセックスしたんだな!
そう思われているようで、沙織は俯いてしまった。
修のアパートに着いた2人は部屋で少し休憩した。
「何か疲れたね。」
「はい。でも楽しい1日でした♪」
そうは言ったがわ沙織は精神的に疲れた1日だった。初めて大人のおもちゃを体験したり、失禁したり、射精の瞬間を見たり、少女には色々ありすぎた1日だった。
しかしそれも修となら全てが楽しく思えた。どんな恥ずかしい思いをしようと、そこに修がいれば幸せだった。
「高梨さん…。帰りたくない…」
ソファに座り修に体を寄せて甘える。
「俺も沙織とずっと一緒にいたいけど、ね?」
高校生が日曜日にお泊まり…、あまり良い事ではないのは分かっていた。しかしもっと俺と一緒にいたい…そう思う沙織であった。
「明日はアルバイトですか?」
「夕方なら大丈夫だよ?」
修は深夜のバイトをしている。
「でもアルバイト前に、疲れちゃいますよね?」
「フフッ、疲れさせるような事するの?」
「そ、そう言う意味じゃないですっ!」
「アハハ!冗談だよ。来なよ。」
「はい、ありがとうございます!」
1時間でも修に会いたい沙織であった。今日は泣く泣く車で送ってもらった沙織。部屋に戻りベッドに横たわりながら、修とのラブホを回想した。
「いやらしい事、たくさんしたなー。」
沙織はそう言ってテニスウェアを取り出し、精子がかかった箇所を見つめ、ついつい匂いを嗅いでしまうのであった。