覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織G-5
「はあ…はあ…じゃあ……これ使ってあげる…」
理央は佳織の膝あたりに置いた電気マッサージ器を手に取ると、そのスイッチを入れた。
モーター音に気づいた佳織の体がビクンと震える。
「あぁっ…んんっ……!」
布に当たり、ブッ…ブブッ……と独特の音を立てる。
理央は闇雲に押し付けるのではなく、佳織の快感が高まる強度を保ちながら押し当ててくる。
「んんんっ、あぁッ……ひゃっ、あっ……ダメっ…」
「オモチャもいやらしいよね、隼人にめちゃくちゃにされたときとは違う声出してる……ジンジンする?」
「うんっ、ジンジンする、ナカがっ、あぁッ…ナカに、欲しくなっちゃ…う……」
淫具の先端が程よい強度で、佳織のいちばん敏感な部分を刺激する。それ程に、理央は淫具の使い方も手馴れているのだろうことが佳織にはわかった。
先程隼人に抱かれたにもかかわらず、また違う男に愛撫されているという背徳感。
そのせいで、佳織の快感が高まる速度は早くなり、理性が削られていく。
背筋に寒気が走るほど、ぞくぞくと震え、口を半開きにして佳織は甘い声を上げる。
「本間さん、すっごくエロいよ。後輩に縛られて、オマ×コに電マ当てられてエッチな声出して……」
淫具を押し当てる度、愛しい未亡人の濃厚で卑猥な香りをかがされて理央の頭もぼうっとほうけて行く。
「……焦らされてるの、本間さんだけじゃないからね?」
「ほ、んと…?んん、あっ……佐藤くんも、興奮して、くれて…るの……?」
「当たり前だよ、隼人にめちゃめちゃにされてるの聞いて興奮して……今、それを独り占めしてるんだよ。もう本当はいれちゃいたいよ……」
それでも理央は佳織に心地よい振動を淫具で与え続ける。
闇雲に押し当て、すぐに絶頂に達させるようなそれとは違う。
それを押し当て続けられているせいで、下着の中はとろけっているだろう。
もう佳織は我慢ができそうになかった。
背筋を快感がかけめぐり、子宮がぎゅぅううっと収縮するのがわかる。
「イッちゃ、う……我慢できなっ……い…!!ううん、佐藤くん、あっ………あぁッ……」
熟れた体はびくびくと痙攣を繰り返し、それを見せつけることによって理央を誘う。
理央の股間はパンパンに腫れ上がり、佳織を求めているだろう。
理央も我慢ができなかった。
理央がゆっくりとクロッチをずらすと、にちゃり、とショーツとクレバスが糸を引くほどに水飴のような体液を垂れ流している。
両手の親指でそこを広げると、分厚めのクレバスは溢れんばかりに体液に濡れ、男性を誘ういやらしい窪みはひくひくと収縮を繰り返している。
その上に見える黒ずんだ排泄器官である穴も、すべてが丸見えで卑猥だ。
「明るいから、そんな、広げない…で…?」
「はあ、だって、ぐちゅぐちゅだから、たくさん見たい……」