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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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10)指が勝手に動くの…-1

10)指が勝手に動くの…

太陽が傾きだす時間だが、窓の外はまだ明るい。
最近、日が長くなりかけている事もあるし、今日の天気がとても良いという事もあるようだ。
でも、空気が からっ と乾いているせいか、家の中に入ると意外と涼しい。

「 雄一くん、お疲れ様。 さな、お帰り。 疲れたでしょ… 」
ゆうこが最高の笑顔で話しかけるので、雄一のモノが更に充血する。腰を引くだけでは隠し切れそうもなく、やむを得ず、荷物を前で抱える。
その雄一の努力に気付くはずもなく… もちろん気付かれない方がよいのだが… ゆうこがさなに風呂場でシャワーを浴びてくる様に言っている。

「 いつもだと、外のシャワー… あ、外にねえ、温水シャワーがあるのよ。エコなやつが… 水を溜めといて日光で温めておいて、それを太陽光発電でも温めるの。 だから日によっては ぬるい水 の時もあるけど、真冬で曇った日でもない限り、だいたい温かいのよ… 真冬に外シャワーはしないけどね 」

ゆうこの説明を ふ〜ん、便利な物があるんだなあ と思って雄一が聞いている間に、さなは部屋の奥の扉からお風呂の方に出て行った。

「 それに、ここは、人が通らないでしょう。 ウチの奥には1軒しかないし。 だから、いつもは練習から帰ってくると、さなは外でシャワーを浴びちゃうのよ。 奥の家は女所帯だし、それに滅多に通らないし 」

ゆうこが外に出ながら、通り沿いの角あたりを指差すと、確かにシャワーのノズルが見えた。
雄一は、普段の光景を想像する。

さなが戸口に帰宅した事を告げてから、シャワーの前で着物を脱ぐ。すると、腰に縄を1本だけ巻いた姿の少女になる。
その後はどうするのだろう… そのまま蛇口の取っ手を捻るのか… それとも腰縄を解いてから浴びるのかな…

それを想像しながら、今まで何となくゆうこがさなの海女衣装を知らない前提で頭を巡らせるという勘違いをしていた事に気が付いた。同居している義理の母親なのだから、いつもそんなところを見ているのは当たり前なはずだ。

「 でも、今日は雄一くんがいるもんねえ。 やっぱり、お風呂でシャワーするしかないから…ねえ? それとも、もしかして、雄一くんの前で縄1本になっちゃったりしたの? 」

ゆうこの、特に深い意味のなさそうな物言いに、一瞬、何と返事をするか詰まってしまう。
本当は 縄1本 すら解いていたのだけれど、でも、仮に縄があったとしても、胸の膨らみとおまんこのスジが丸見えで全裸と全く変わりが無い。そんな姿を見たと言って良いのだろうか…
でも、ゆうこは雄一とさなが浜に行く前に『 雄一くんが撮りたい事は、さなの全部、撮っていいからね 』と言っていた。もちろん、海女の作業の事だろうと思うけど、さなの海女衣装が縄1本だけならば、ゆうこの言葉を勝手にそう思い込んで撮影しちゃった… と言っても、怒られる事は無いかもしれない。勘違いしたから明日から気を付けます、で許してもらえないだろうか…
それとも、もしも本当に縄1本だけの姿でもOKなのだとすると、正直に言っておいた方が明日からの撮影がしやすくなるんじゃないか、という考えも頭に浮かぶ。

雄一が頭の中で色々な考えを回している途中で、口が勝手に、
「 はい、実はそうなんです… でも、本当はそうじゃ無くって… 」
ここまで話したところで、理性が口の動きを止める。もう遅いかもしれない…

でも、ゆうこからは、
「 ああ、やっぱりねえ… あの子、真面目だから… 海女モードに入るとすごくプライドと言うか、誇りと言うか… あ、同じ意味ね… きっと、雄一くんの前でも、恥ずかしがらずに脱いじゃったのね… えっ、でも、そうじゃないってどういうこと? 」
と、あっけらかんと返してきた。雄一にとっては理想的な、いや、それ以上の返事だ。

だから、雄一は少しほっとして、思い切って『衣装についてだけ』本当の事を話した。(身体検査の事は、さなと内緒の約束をしたから言わない)
つまり、さなが普段から、海水に濡れると縄が扱いにくくなるから、練習の時は縄を解いている事。だから今日もオールヌードだった事。
そして、「だから全裸でも全然ふつうにしていて、本人は裸の意識がなさそうでした。やっぱりまだ子供なんですね。僕の方も小学生の裸なんて全然気にならなかったですよ」と、ここだけは嘘の報告をしておいた。
これで、明日からさなの全裸を撮影しても、ゆうこに対しては変な事ではなくなる。本当に活動がしやすくなった。

ゆうこは何の疑問も持っていない感じで、「それじゃあ、明日もよろしくね」と軽く言って、雄一とゆうこの2人は部屋の畳に上がった。その時、距離がかなり近づいて、雄一は改めて2人の身長差を実感する。ゆうこだけ畳の上にいた時や、一緒に外に出ていた時は、そんなに感じなかった事なので、とても新鮮な感覚だ。
頭を見下ろす感じから、30センチ近い差がある様だ。さなは先程の身体検査で143センチと言っていたが、それよりも少し高い感じだから、おそらく147〜8と言ったところだろうか。176センチの雄一とは、やはり30センチ近い差がある。

それでも、やはり不思議な圧を感じる。身体から発散されているボリューム感なのだろうか。この身長差に比べると、ほとんど体重差を感じないのだ。
確かに、ぽっちゃり体型の様にも見えるが、決して太っている訳でもない。ゆうこが着ているムームーは襟ぐりが開いていて、袖はノースリーブで肩だけが隠れているタイプなので、腕は全体が見えているが、そこも決して太くは無い。ふっくらしている程度である。

そして、やっぱり、襟ぐりの下の布を突き上げている2つの膨らみの存在感がすごい。


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