覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織④-8
「すごい……腰の動きエッチ……武島くんのせいで、いやらしい音しちゃってる…」
隼人は、右手の指で臀部を捏ねあげるようにしながら、ゆっくりと腰を動かしていた。
室内には、ぐちゅぐちゅと二人のそこから水音が響いて、卑猥な香りが立ち込めている。
「んんっ、ん、武島くん……気持ちいい…。今日、来てくれなかったら…落ち込んだままだったよ…？」
「本間さん…」
臀部を捏ねあげていた右手を、佳織の膝の裏側へとずらして、それを佳織の胸へとつけるような体勢にしてやる。
結合部が丸見えだ。
夫を裏切るまいとする貞淑な未亡人の姿はもうどこにもなかった。
むしろ若い男を翻弄する、卑猥な女になってしまったーー
「本間さん…膝、抱えて…。入ってるところ見たいです」
「おばさんのなんか、見てイイものじゃないでしょう？」
「まだ、そんなこと言ってる…。俺、こんなに興奮してるんですよ？」
「んあっ…！」
隼人は肉棒を奥まで突き立て、体重をかけてそれをねじ込んだ。
「や、奥……待ってっ、ジンジンする、んんっ……」
「抱えて…見せて…お願いです」
「んん、こうすれば、いいの…？」
佳織は自身の腕を、体の前でクロスさせて膝の裏側を持ち上げるようにした。
柔らかな胸は腕によって寄せられ、いやらしい光景が隼人の目の前に広がる。
（普通に抱えるより、これ、めっちゃエロいじゃん……）
その光景を見て、隼人の目が血走る。
佳織の柔らかな腰を手でホールドして、腰を乱暴に打ち付けた。
肉感的な体に埋まる指さえも、気持ちいい。
「あ、ん、激し…いっ……ナカ、気持ちいいよぉっ……脚開いてるから、奥まで入っちゃ……うっ」
「オマ×コよく見えてやらしい……毛までびしょびしょですね」
「んんっ、言わないで…？若い女の子みたいに、綺麗にしてないからっ…あぁッ……」
恥ずかしそうにしながらも、佳織は脚を抱えながらガクガクと体を震わせている。
「だ、めっ、イきそっ……奥ゴリゴリしてるっ、あぁッだ、ダメっ…！」
佳織は自身の手を膝裏から離すと、隼人の体を抱きしめて唇を吸う。
その瞬間に、興奮が最高潮に達した隼人はコンドームの中に思わず射精してしまった。
「やば、俺も…いっちゃっ…た……急に、抱きつかれたから……」
隼人はずるり、とそれを引き抜いて起き上がると、困ったように自身の額に手を当てた。
佳織はそれを見て、妖艶な笑みを浮かべて起き上がる。
「あ、本間さん……」
だらりと垂れ下がったそれからコンドームを外すと、体液で汚れた隼人のペニスを丁寧に舐め上げていく。
隼人の体液を、一滴も零すまいとするように。
「んふ、ん……」
佳織がそれを口の中に含んでいると、それがどんどん膨張していき、鼻息が荒くなってくる。
「んっ、く……んぅ」
「あぁッ…、本間、さ…ん、また……」
「ふふ、たっちゃったね…？」
佳織は唇を離すと、うっとりとしながらそう言った。
まだ、二人の行為は終わりそうになかった。