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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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コーディネーター・肉の狂宴-1

 事件発生から二時間。警察が動く気配はない。
「どうだ、あとは好みの女を二人ずつ選んで犯すっていうのは」
 元山が提案した。
「いいねえ、二輪車」
「へへへ、マンコ、手マンコ、口マンコ、何でもありだ」
「ケツマンコもあるぞ」
 むせび泣く女たちを見回しながら、中年男たちがいやらしく笑う。
「さあて・・・誰にするかな」
 すでに全裸の杉本彩佳と一ノ瀬玲奈を囲むように、人質たちが肩を寄せ合っている。その輪の中に割り込んだ元山が茜のポニーテールを鷲掴んだ。
「い、痛いいッ・・・」
 いやがる女を無視して、グイグイと髪を引っ張る。
「この女、俺たちを挑発したそうじゃねえか。おもしれぇ、たっぷりと可愛がってやる」
「挑発だなんて・・・私はただ・・・」
 言いよどみ、茜の美貌が苦痛にゆがむのもかまわずにグイグイと髪を引いて歩きだす。
 洗面化粧台の大型三面鏡には、すでに二組のカップル名が書き込まれていた。
「ゲンには田ノ上茜と・・・」
 ミラーには淫欲に溢れた男の笑みと、沈鬱な表情の茜のツーショットが写っていた。

 リーダーの元山が選んだのは茜と一ノ瀬玲奈だった。同い年でタイプの違う二人をどう陵辱するか、想像しただけで血が沸き立つ。
 
 虻川は処女の広瀬望菜と人妻の斎木真理子。そして小峰は今秋に結婚を控える佐々木麻衣と、以外だったのはチーフで勝ち気な彩佳を指名したことだった。
 気の弱い小峰が扱える女ではない。誰もがそう思っていた。
「これさえあれば怖い物なしよ」
 腰のホルダーからナイフを取り出すと、彩佳の頬をピタピタと叩く。
「ヒッ!」
 小さく悲鳴をあげた人妻が身を硬くした。だが、
(どうせ脅しよ。この男にそんな勇気なんてないわ)
 気弱そうな中年男に大胆な犯行など出来るわけがない。そう思っていた。
「キスしてくれよ、恋人同士がするようなディープなやつをな」
 おねだりをするように、半開きの口からは黄ばんだ歯が覗く。
「ば、馬鹿なことを言わないでッ!誰があんたなんかとッ!」
 全裸にされて男のイチモツをしゃぶらされたというのに、負けん気の強さは健在だ。
(いつまで強がっていられるかな・・・)
 背の低い小峰の目の前に、たわわな白い双乳が揺れている。
「あッ」
 いきなり乳房を掴まれて、彩佳は小さく悲鳴をあげた。
「やめてッ・・・触らないでッ!」
 キッとなって男を睨む。いつもならここで気圧される小峰だが、今日は違う。ゴム鞠のような弾力を楽しむように、さらに力を込めて揉みたてた。
「やめてって言ってるでしょッ!」
 その手を振り払い、軽蔑したように小峰を見下ろした。
 フフンと薄く笑った小峰がライターを取り出す。
(またタバコ?・・・もう・・・)
 タバコではなかった。ライターの炎が女体を舐め尽くそうとでもするかのように彩佳に近づくと、
「ぎゃあ――ッ!」
 まともに乳首を焼かれた彩佳が甲高い悲鳴をほとばしらせ、両腕を胸の前に交叉した。
「オマンコを焼かれたいってか」
 無防備になった女の秘部にライターの炎が近づく。
「熱いッ!」
 チリチリと繊毛が焼け、逃げるように背中を向ける彩佳。
「小生意気なケツだぜ」
 日本人離れしたツンと上を向いたヒップ。その尻丘を炎の先が這う。
「きゃあーッ!」
 鋭い悲鳴をあげて彩佳が正面に向き直る。その美貌は恐怖に歪み、カチカチと歯を打ち鳴らしながら怯え震えている。
(へへへ・・・もう少し虐めてやるか)
 意地悪く笑った小峰が、サバイバルナイフの刃先をライターで炙りだした。金属の焼ける臭いがかすかに漂い、ブレードの鋼材がみるみる煤ける。
「ま、まさか・・・」
 彩佳の切れ長の瞳が驚愕に見開かれた。
「そう、そのまさかよ」
 家畜の所有者を明確にするための焼印・・・小峰はそう説明した。
「奴隷のお前にはちょうどいいだろ」
 せせら笑う小峰に、彩佳はすくみ上がった。あまりの残虐さに総毛立ち、白い乳房にも鳥肌が浮かぶ。


 
 


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