コーディネーター・肉の狂宴-2
「お、お願い・・・許して小峰さん」
彩佳の必死の哀願を無視して、その鼻先にナイフを突きつけた。
「ヒイッ!」
十分に熱せられた刃先は赤黒く変色し、水に浸ければジュウッと音がしそうだ。
「な、何でも言うとおりにしますッ。忠誠を誓いますッ。で、ですからお願い・・・それだけは許して・・・」
蒼白な美貌を振り立て、カチカチと歯を噛み鳴らしながらの懇願に、男はようやく凶器をおろした。
長身の彩佳が覆い被さるようにして、チビネと唇を重ねていた。傍から見れば仲のよい夫婦か恋人同士に見えるが、女の顔面は蒼白で、眉根をきつく寄せている。それでも男の報復を恐れてか、強引に侵入してきた小峰の舌を絡め取り、強く吸い上げた。
男もすでに全裸だった。
「おっぱいを触っていいか?」
暴君と化した小峰に抗う者などいない。それをこうしていちいち問うているのは、明らかに楽しんでいるのだ。
「は、はい、どうぞ・・・」
そう答えるしかなかった。
「どうぞ何なんだよ」
「そ、その・・・揉むなり・・・」
「ほお、揉んでいいのか?」
すでにたわわな膨らみを手のひらで包み込み、やんわりと全体を揉みしだいていた小峰が、さらに力を込めた。
「い、痛いッ」
牛の搾乳のように乳房を絞りあげられ、彩佳が呻く。だが男はお構いなしだ。
「たまんねぜ、このおっぱい」
つきたての餅のように柔らかく、それでいて弾力のある乳房を小峰は夢中になって捏ね回し、握りつぶし、そして引き伸ばした。
「もう我慢できねえッ!オマンコ犯らせてもらうぜッ」
人妻らしい適度に脂の乗った片足を抱えあげた。立ちマン・・・通称鯉の滝登りで交わろうというのだ。
「い、いやぁ・・・」
犯されると知り、人妻がおもわず叫んだ。
「夫が・・・私には夫いるんです。愛してるんですッ。だからお願い」
「お願いされてもなあ、奥さん。素人の人妻を犯るのが俺の夢だったのよ。特にあんたみてえな鼻っ柱の強え女をよ」
「そんな・・・何でもしますから・・・それだけは許して」
眼に涙を浮かべた必死の訴えも、暴走する男の狼藉を止める効果はない。それどころか、うっ屈した人生を送ってきた小峰にとって、幸せそうな女性を虐めるのは快感だった。
(ざまあ見やがれ、いい気味だ)
彩佳のむっちりとした太腿をさらに引き上げると、灼熱の剛直で女の肉溝をなぞり上げた。
「ひいいッ!」
彩佳が腰を捩る。見上げれば端正な美貌が恥辱にこわばり、生来の勝ち気さも影をひそめている。
「へへへへッ・・・」
女壺を探し当てた小峰が、伸び上がるようにして肉刀を突き入れた。
「あうッ!」
前戯もない行為そのものの急襲に、彩佳が悲鳴をもらす。
(とうとう入れたぜ、生意気な奥さんよッ)
人妻の秘部には自慢の剛直が深々とメリ込んでいる。
(だがこれで終わりと思うなよ。鞭で馬車馬のように追い立ててやるッ!俺様の汚ねえケツの穴を舐めさせてやるッ!)
征服感と嗜虐心に浸りながら、男はゆっくりと腰を使い始めた。