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女子中学生 辱めの部室
【学園物 官能小説】

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あのショーは彼の人生をどう変えたのか 1-3

さて、中学を卒業するまでの学生生活に話を戻そう。
 みさきに対しては、茂正は罪悪感をずっと抱いていた。半ば強いられたとはいえ、瑞華たちのいじめに便乗して、彼女の恥ずかしい姿を堪能してしまったのだ。彼女へのいじめはあれで終わるはずもない。その後もいろいろ酷いことをされていくのだろう。それを案じ、彼女がどうにか救われてほしいという気持ちは、確かに本物だった。

 とはいえ、どうしたらいいのかもわからない。瑞華たちに自身の醜態も撮られているから、下手に動いてバラされたら終わりだ。そもそも自分であんな風にいじめに加担しておいて、彼女のために力になろうなど偽善も甚だしい。そのうえ、あれから後も彼女の裸身を思い返しては、自らを慰める営みをやめられないのだ。申し訳なさ、気の毒な思いは抱えつつも、彼自身は何もできなかった。

 ただ、みさきへのいじめの首謀者だった赤倉瑞華は、2学期から学校でも全く見かけなくなった。取り巻きの一人で同じクラスの佐藤朝菜もすっかり大人しくなっている。事情は知らないが、これでみさきがいじめられることも無くなっただろうというのは、茂正にも安堵を与えるものだった。
後になってみれば、卒業アルバムにも瑞華の名は無かった。さらに後に近くを通って知ったことだが、大きなお屋敷だった瑞華の家は引き払われていて「赤倉」の表札も無かった。おそらくもうこの街には住んでいなかったのだろう。

 とはいえ、あんなことをした以上は、みさきと結ばれる望みは金輪際無くなった。
 みさきからすれば、茂正は瑞華たちいじめっ子と同罪。いやそれ以上に忌まわしい存在かもしれない。多感な思春期のただなかに、自分の裸身を目で辱めた男なのだ。清純な彼女にしてみれば、レイプ魔も同然と映ってもおかしくない。そんな男が同じ教室にいるというだけでも、厭わしいことこの上ないだろう。顔を見るだけでも、あの日の忌まわしい出来事を思い出させられるに違いない。

 茂正とて何度も、改めて彼女に謝りたいとは思っていた。だがあの罪は、謝って許されるようなものではない。そう思うと、声をかけることもできなかった。
 ずっと掃除の班は同じだったが、みさきは絶対に彼に近づこうとはしなかった。半径1m以内に入るのも避けるようにするぐらいだった。何かの拍子に目が合いでもすれば、彼女はとっさに視線をそらしてしまう。
 もともと淡い憧れにすぎず、一緒になる望みなど最初から諦めていたも同然だ。だがあの件によって、彼女は絶対に手の届かないところに行ってしまった。その現実を、受け止めざるを得なかった。
 あの時に勇気を出して立ち向かい、みさきを助けて彼女のヒーローになる可能性に賭けなかったことは、ずっと心残りでもあった。

 だからこそみさきは、彼の中ではなおさらただ憧れるだけの対象となった。
 その後もあの可愛らしい顔は見たくてならず、教室でもことあるごとに目を遣っていた。すまないとは思いつつも、どうしてもそのたびにあの時の一糸まとわぬ姿が重なって見えてしまう。目が合えばその途端に顔を背けられるから、茂正の方から努めてそれは避けるようにしていた。
 家でも彼女の裸身をありありと思い出しつつ、独り遊びに耽ったことは数知れない。それでも申し訳なさは付き纏っていたためか、妄想の中でも彼女を犯すようなことは決してしなかった。淫らで扇情的なポーズをとらせることすらしていない。ただ彼女の裸を清純に、美しく思い描いては自らを慰めるのみだった。夢の中に出てきた彼女の裸身を抱きしめようとして、パンツを汚してしまったことは何度となくあったが。

 ちなみに、現実には呼びかけること自体がまず不可能になってしまったが、茂正の中での彼女の呼び方は、「相生さん」ではなく「みさきちゃん」になっていた。
 
 結局、卒業までみさき本人とは二度と口も利かなかった。卒業式の日、せめて最後だけでも言葉を交わしたい。あの時のことを一言、いやもっと言葉を尽くして謝りたいと思いもした。だがそうするかどうか逡巡し、なかなか踏み切れなかった。

「あの、相生さん……」
 それでも意を決して彼女の前に立ち、話しかけようとした。だが彼の顔を見るなりあからさまに背を向けられると、それ以上追うことはできなかった。
こうして和解の望みは完全に失われた。進む高校も別々だ。彼女とはもう二度と会うことはないかもしれないと、茂正も受け止めていた。

 だがあの可愛らしい顔立ち。澄んだ瞳。つややかな黒髪。透き通るように真っ白な肌。華奢で繊細な肢体の線。制服の下に隠された、慎ましやかで優美な胸の膨らみと無毛の秘裂。あのときの可憐な怯えと恥じらいの表情。彼女の美しさのすべては、忘れようにも忘れられない。もう決して手の届かないところに行ってしまうからこそ、彼の中にはいつまでも思慕するばかりの対象、いわば永遠の女性像として刻み込まれようとしていた。


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