姪っ子優衣・12歳の肛臭-2
先月の梅雨が明けた頃―優衣が初めて俺に幼い膣を見せてくれたその翌週―裕美子は三日間の有給休暇を取って一時帰宅してきた。半年こっちに戻っていなかった裕美子は、飛行機で着いたその日の午後から仕事や長旅の疲れも見せずに新しくできた巨大ショッピングモールやインスタで驚異的にフォロワーを増やしているパティシエの店を俺とまわり、帰宅してからはおみやげの辛子明太子をアテにこれもおみやげの球磨焼酎を俺と傾け、そして半年ぶりに夫婦のセックスをした。
単身赴任前はどちらかといえば反応が淡白だった裕美子は、六ヶ月の無聊を一挙に慰める勢いで、自分から激しく腰を動かしほぼすべての呼吸に合わせて大きな喘ぎ声を漏らした。
以前ならシックスナインは俺が求めて裕美子がしぶしぶ受けていたが、裸になってベッドにあがると裕美子は仰向けに寝転がった俺の上にいきなり互い違いでまたがり、酔いもあってまだ勃起しきっていない俺のペニスを咥えて愛撫し始めた。
俺が、顔の真上にある裕美子の細い腰を両手で抱え、まだ風呂に入る前の、今日いちにちの排泄物や汗や分泌液で汚れた、小陰唇のヒダに白い恥垢がこびりついている、38歳のどちらかといえば毛深い裕美子のおまんこのクリトリスの包皮を剥いて前歯で甘噛みして刺激すると、ペニスを咥えたままの裕美子はせつなそうなうめき声を鼻から漏らした。その声に合わせて、結婚した頃よりもぷっくりと厚くなった小陰唇の間の、ぽっかりと開いた楕円の膣口から裕美子がセックスのときにしか漏らさない恥ずかしい愛液がじゅわじゅわと流れ出してくる。ねっとりと粘る白い恥垢の鼻をつく匂いに、俺のペニスの挿入を待ちきれずに発情して熱くなっている膣の淫らな分泌液の恥臭が混じって嗅神経を猛烈に刺激する。
裕美子が口からペニスを離し、体を横にずらして俺に向き直る。裕美子の紅潮した顔の両目はとろんと潤み、半開きの口元からペニスを愛撫しながらとめどなく口腔内に溢れ出していた唾液がよだれとなって垂れ下がっている。
「ゆうちゃん、もう無理……はやく、ゆうちゃんのおちんぽ欲しい、ゆうちゃんの硬いおちんぽ、あたしのおまんこに早く欲しいぃ……」
はぁ、はぁと喘ぎながら裕美子が懇願する。昔はこんな直接的な言葉をセックスのときに言ったりしなかったのに、淫語好きな俺に教え込まれて、いまではすっかり日常では口に出さないような単語をせつなげに漏らすようになっていた。裕美子のよだれが俺の下腹に落ちて、うっすら掻き始めた汗に混じる。
裕美子の痴態と、それほど広くない寝室に籠もり始めた裕美子の体臭や恥臭や唾液混じりの息臭に反応してすっかり勃起した、裕美子の唾液でぬるぬるになって天井の照明を反射させて光っているペニスの陰茎を右手でつかんだ裕美子が、尻をその上に降ろすように跨る。亀頭の先端が愛液まみれの膣口にゆっくり吸い込まれ、続いて陰茎がぐちゅっ、ぶちゅっと小さな音をたてて膣に包まれてゆく。
自分の太腿に両手をついた裕美子が、自ら腰をゆっくりと上下に動かす。腰の動きに合わせてあぁ、うぁぁん、くふぅ、ふぅ、と声を漏らす裕美子の少し上を向いたおとがいから、下唇を伝わってきた唾液と混じった汗が滴り落ちて、さっき俺の下腹部に垂れた唾液とさらに混ざり合う。
白濁した愛液と汗でしとどに湿った、裕美子の黒々とした恥毛の下で、年齢相応に発達し色素が濃くなり始めた開いた小陰唇に囲まれるペニスと、自己申告どおりなら俺とその前の彼氏の二本しかペニスを知らない、19歳が処女喪失だった裕美子の膣が摩擦するたびにくちゅ、くちゅと淫靡な音を立てる。裕美子の分泌液の匂いと堆積したいちにちの汚れの陰部臭が溶け合った38歳のおまんこの恥臭と、ねっとりと濃厚な唾液を皮脂の上で乾燥させたような息臭が溶け合って、俺の 脊髄射精反射中枢を過剰に刺激する。半年ぶりの裕美子とのセックス。半年ぶりの裕美子のおまんこ。半年ぶりの、裕美子の口や性器から溢れ出る、性欲がその放出を促す恥臭や熱い息臭。優衣の12歳の膣臭で射精したときとはまた異なる、ペニスにダイレクトに伝わる膣粘膜の感触と大人の女の生臭いセックスの性臭で、一週間溜め込まれた俺の精子はもう精巣の中で、精嚢からの副生殖腺分泌液と精管で混合される寸前まで暴れまわっている。
「裕美ちゃん……もう俺、イッちゃいそうだよ……」
「あぁん、ダメ、あたし、まだ、まだ欲しい、ずっとゆうちゃんのおちんぽ、おまんこの中にずっといて欲しい……」
俺を見下ろす裕美子の目はうつろで、口角から糸を引くよだれが裕美子の体の動きに合わせて揺れている。俺は右手で、すっかり硬くピンと勃起している裕美子の左の薄茶色の乳首をつまみ、左手でその手のひらにすっぽりと収まってしまう小ぶりな右の乳房を捏ねるように揉んだ。
「うん……今日は、何回でも裕美ちゃんをかわいがってあげるから……だから」