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V・R・Bの愉しみ
【ロリ 官能小説】

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気の強い幼馴染、山田さつき-2

「エロいことって・・・? どんなこと?? さつきはしたときあるのぉ?」
「どんなことって、そんなの口で言えるわけないじゃん。キスとか抱き合ったりとかだよぉ」
「やったときあるの、さつきはそーゆーこと?」
「あ、あるにきまってるじゃん、キスぐらい」
 明らかに嘘だな。
「うわっ、そーなんだぁ。すごいなぁ、さつきって! もーおとなじゃん! だれとやったの、キス? あー、ひょっとして木内君とかかなぁ?」

 木内君とはさつきと同じ6年4組で、背がスラッと高くてかっこよくスポーツも勉強もできる子で、女子からの人気の高い子だ。

「違うしー! なんで木内なのよぉ?」
「だって、女子に人気あるじゃん木内君」
「別に何とも思ってないから、木内とかぁ」

 さつきがドスンとベッドに腰掛ける。オレもさつきの横にちょこんと腰を下ろす。
「海翔はさぁ・・・好きな女子とかいないの?」
 しばし押し黙った後、小声で口を開く。探るような目を向けてくる。なるほど、そういうことか。小学生ってなんてわかりやすいんだろう。
 幼稚園の頃は「さつき、海翔のお嫁さんになる」とか言ってたし、5年でクラスが別になるまでは幼馴染以上に仲が良かったかもしれない。子どもだったオレはさつきのそんな気持ちに気が付くことなく小学校を卒業し、さつきも私立の女子校に進学して全く疎遠になっちゃって・・・。あれ、いつぐらいだったかなぁ、さつきが引っ越しちゃったのって。中学・・・、いや高校? なんか全然話さなくなっちゃったし顔を合わせることもなくなって、知らぬ間にいなくなってた・・・っていう感じだった。
 あの頃、もっと女心とかわかってれば、もっと楽しく過ごせたのになぁ・・・。

「ボク好きな女子・・・いるよ・・・」
「えっ?」
 驚いたような声を上げる。
「ずーっと変わらず、その子のことが好きだから・・・」
「そ、そんな子いるんだ・・・海翔に・・・」
 明らかに動揺した表情。ホント小学生のメスガキなんて可愛らしいもんだ。

「誰なのか聞かないの?」
「えっ?」
 驚いたようにオレの顔を見る。
「べ、べつにぃ・・・。海翔の好きな女子とかキョーミないからぁ」
「ボクは、さつきが誰が好きなのかすっごく気になるよ」
「なんでよぉ!」
「そりゃ気になるにきまってるじゃん。だって、ずっとさつきのことが好きなんだもん」
「えっ?!」
 さつきが驚いたような顔でオレを見る。次の瞬間、真っ赤になる。

「な、なにからかってんのよ!」
「からかってなんかないしー。ずっとずっとさつきのことが好きだったよ。今も変わらないし・・・」
「うそ・・・そんなのうそ・・・。だって、水上紅緒と楽しそうに一緒に帰ってるって、めっちゃ噂になってるんだから!」
「だからぁ、それは勉強を教えてるだけだって・・・。ボクの言うことが信じられないの、さつきは?」
 うつむいて黙り込んでしまうさつき。
「だって、ボクは『ボクくん』なんでしょ? 水上さんといたって何も変なこととかしないし」
「・・・」
「でも、さつきとだったら・・・大好きなさつきとだったら、その・・・エロいこととかだってしたいかも・・・だよ」
 ピクッとさつきの細い肩が震えるのをオレは見逃さない。ここが押し時だな。

「さつきはキスとかしたってホント? 好きな男子がいるってこと?? ボクが好きな人を告白したんだから、さつきも教えてよ!」
 まあるい膝小僧の上に行儀よく置かれたさつきの手をぎゅっと握ります。
「ぁ・・・」
 小さく声を上げまたカラダがピクッと震える。
「ボク、嫉妬しちゃうよ・・・さつきに好きな男子がいるなんて・・・。ボクがさつきとキスしたかったよ・・・」
 明らかに動揺が見て取れる。見栄を張って余計なウソを言ったことを後悔しているのがありありとわかる。

「キスしたいんなら、すればいいじゃん」
 ボソッとさつきがつぶやく。
「えっ? キス・・・してもいいの??」
「あたしがいいって言ってるんだから・・・」
「でもぉ、ボクキスとかしたときないからぁ・・・。さつき、教えてよ・・・」
「えっ?」
 動揺した表情でオレを見る。その瞳が潤んだようになっているのを見逃さない。こいつ、小6のくせに欲情してやがる!


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