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めざめ
【ロリ 官能小説】

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北校舎の裏〜神社-1

ある日の昼休み、わたしは一番北にある校舎の裏側に来た。一つ年上の孝史先輩に呼び出されたからだ。

「なぁに、先輩・・・。こんなところに呼び出したりして」
頬を染め上目づかいで先輩を見上げる。
付き合ってはいるものの、サッカーで忙しい先輩と一緒に帰ることもなく、学年が違うため休み時間に話をすることもない。
「あのさ、俺らもう付き合って一ヶ月だよな」
「うん、そうだけど」
「そろそろ次のステップに行ってもいいと思うんだけど」
「次のステップって?」
「だからさ、俺らってまだキスもしたことないじゃん」
「え?」
わたしは真っ赤になってしまう。
「今ここでやってみようぜ」
「えっ? ここで??」
「そうだよ、ほら早く」

先輩は真顔で目をのぞき込み、お互いの顔を見たまま顔を近づけていく。
ドキドキドキ……
(ちゅっ)
唇が触れ合った瞬間、電流が流れたように身体がビクンとなった。
「もう一回」
今度は舌を入れてくる。Dキスのことはマンガで知っていたけどびっくり。でも、わたしもそれに応えるようにして舌を絡めた。
ピチャッ……クチュックチュクチュッ……ペロッペロッ キスだけで頭がボーっとしてくる。下半身の奥のほうがキュンとなって切なくなる。
「次はもっとすごいことしようぜ」
そういうと先輩はスカートの中に手を入れてきた。
「だめぇーーー!」
思わず大きな声を出してしまった。周りには誰もいないとはいえ、ここは学校なのだ。誰かに見られるかもしれない。
「わかったよ、続きは放課後な。帰り、神社で待ってろよ」
そう言って先輩は去って行った。わたしはドキドキが収まるまでしばらくそこでたたずんでいたが、チャイムの音に我に返り教室へと駆け戻った。


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