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「天才少年」
【熟女/人妻 官能小説】

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@インテリ美女との出会い-1

少年は南麻布の豪邸で植え込みの整えと庭の清掃をしていた。
親方たちは植木の剪定作業を済ませ次の作業場に移動した後だ。
植え込みにトリマーをかけている時縁側のガラス戸が開き美人の女性に呼ばれた。
元女子アナのこの家の奥さんだ。
「うるさいじゃないの。ここは清閑なお屋敷街なのよ。ご近所への迷惑だわ。」
「すっ、すいません。静音タイプなので安心していました。今からは手作業でやります。」
都議会議員の夫と有名な美人女子アナの結婚が週刊誌をにぎわしてからもう1年になる。
テレビではよく見ていたが本物の高島綾子の美しさは映像の比ではなかった。
結婚して露出回数は減ったがクイズ番組などで高学歴やインテリ女子部門などにはよく出ている。
植木職人湯川和樹はこの高島綾子のファンだ。
ファンというより「一度でもこんないい女とやりてぇな」という思いだ。
作業終了を報告した時「あなた鉢植えの剪定も出来る?」と聞いてきた。
「ええ大丈夫です。すぐやりますから持ってきてください。」
「それが大型観葉樹なので移動できないのよ。案内しますから上がって下さい。」
寝室のダブルベッドの横に鉢植えはあった。
このベッドでこの女は抱かれているんだと思うと色んな妄想が湧き出てくる。
きっと全裸で男に抱かれ最後は男にまたがり激しく腰を振って泣きながら逝くのだろうな。
テレビ画面で想像したあの見事な裸身をくねらせて達するのだろうな。
寝室のいい匂いに高島綾子の体臭が混ざっている様な気がしてさらに妄想は膨らむ。
頭を激しく振って仕事に取り掛かる。
「奥様、水の入ったバケツとタオルが欲しいのですが洗面所から持って来てもいいですか?」
「ちょっと待ってて。お手伝いの雅子に持ってこさせるわ。」
大きな観葉樹の葉を一枚づつ丁寧に拭いた。
「剪定は次回で大丈夫です。来月お邪魔した時に鋏を入れます。どうも今日はありがとうございました。」
庭の植木以外にも置き石や灯篭の清掃、そして池の管理まで任されているので月一回の作業が必要なのだ。
頭を下げて部屋を出ようとした時「ちょっと待ちなさい。鉢植えの料金を支払うわ。いくら払えばいいかしら。」
「い、い、頂くわけにはいきません。お、親方に叱られます。」
「それじゃ私の気が済まないわ。親方に内緒で私からのお小遣いよ。」と言って一万円札を差し出した。
少年は震えながら「う、受け取れません。」額の汗を拭きながら逃げるようにして帰っていった。
それ以後、先方の希望もあってこの観葉樹の手入れは和樹の担当になった。
毎月寝室を出入りするうちにこの小心な少年に対する警戒心が少しづつ薄れていった。
ある日ノックした後「開いてるわよ。入りなさい。」の返事を聞いてドアーを開いた。
シャワーを浴びたのだろうドライヤーを掛けながらチラッと視線が合ったがすぐに鏡に向かった。
生足に短パン、腋と胸ぐりがルーズで乳房のすそ野が見えている。
どぎまぎしながらなるべくドレッサーの方を見ないようにして作業に取り組む。
ドライヤーを置いた綾子は鉢植えのすぐ横のベッドに腰かけ足の爪を塗り始めた。
この緊張している純朴な少年をからかったのだ。
「君は今何歳?」「は、はい。18歳です。」背中を向けたまま答えた。
「イケメンだし彼女はいるのでしょ?」「い、いえ。いません。」
「どうして。背も高いしモテそうだけど、きっと気持ちが弱いのだわ。もっと自分に自信を待たなくっちゃ。」
「あ、あ、はい。頑張ります。」
「お話しするときは相手の顔を見るのが礼儀だと思うけど・・・で、彼女いない歴は何年?」
振り返って答えた。足の爪を塗っているので胸元から乳房が見える。
「18年です。」「うっそ〜。それじゃ童貞?」
真っ赤な顔でうなづく。
「それで分かったわ。自分に自信がなくてずっとどぎまぎして落ち着かないのよ。
男はドーンと構えてなくっちゃ駄目よ。そうすればきっとモテるわよ。イケメンなんだから。」
そんな事があってから作業が終わった後ベッドに腰かけ二人でお茶を飲むようになった。
少年は人妻のぼやきを聞き、人妻は女ごころを教えた。

翌月の作業の日は彼女はテレビの収録で不在だった。
勝手に寝室に入る事がはばかられそのまま帰った。
翌日即刻呼びつけられこっぴどく叱られながら作業を終えた。
冷たいお茶を飲みながら「私もちょっと言い過ぎたわ。御免なさいね。」
「い、いえ、ぼ、僕の方もどうしたらいいか分からなくてすみませんでした。」
「君は私の友人みたいなもんだから勝手にお部屋に入ってもいいのよ。
今後は私がいなくてもきっちり鉢植えの手入れはしておいてね。」
その一言で和樹少年はますます燃え上がる気持ちを抑えるのに苦労した。


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