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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第7章-1

准教授が一人寝室に行った後、私は彼の妻から難しい質問を受けていた。
私に夫人が投げかけた質問の内容、それは「浮気と不倫」との違いである。

その答えを探そうと、私は夫人の顔をじっと見つめていた。
夫人は私の答えを聞こうと、真剣にずっと私の目を見つめていたが、
その瞳は、憂いをもって私の心に何かを訴えるように響いてくる。

それが、なぜか彼女のその顔が切なく、寂しそうな目をしていたが、
私は長いまつ毛から見つめるその瞳が美しいと思った。

その目は、苦悩の中で心から救いを求めるように私は感じた。
おそらく、その答えは彼の夫から求めらるものではないだろう。
だから、彼女は夫のいない場所で私に救いを求めてきたのかも知れない。


これは、納得するような答えを出さなければならない。
彼女の心の中にある悩みに答えようと思った。
私が答えたその内容に、彼女がどう反応をするか知りたかったし、
興味があった。
これは私と、美しい夫人との心理的な対峙でもある。

私は語り出した。

「まず言える事は、一般的には(浮気)とは、その字が示す通りに
人の心が浮ついたことを意味します。
例えば配偶者や恋人がいるのに他の恋愛的な感情を持ったり、
愛情が移ってしまうことをいいます」

私の話す言葉に、女子大生と夫人は真剣に耳を傾け聞いている。
若い彼女たちも今は恋愛的にはフリーな立場でいるが、
いざ結婚したり、婚約した場合などには 、
その関係が自分にも影響するのだと思うと、
無関心ではいられないはずだ。

夫人の表情を見ていると、その時点では納得したように頷きながら、
次の私の言葉を待っていた。
さらに私は頭の中を思い巡らせて、次の言葉を探していた。

「それから……不倫についてですが、
これは道徳に外れることを意味して、
特に結婚している配偶者以外の人と、肉体関係を持つことをいいます。
具体的に言いますと、既婚者が配偶者以外と肉体関係を持った場合は、
これは不倫と言うことになります。

それ以外では、そういう関係があってもなくても、
浮気と言うことになるでしょう。

その場合には、たとえそれが続いていたり、
回数が増えたりした場合には、
一度でもそういう関係を持ったのなら、不倫と言えるのではないでしょうか。
これが私の考えです。
少しは参考になりましたか?」




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