終わらぬ凌辱-1
亮介は自分の顔がセックスを経験したことで何となく変化したように感じていた。立ち上がって机の上のコーラを一口飲んだ。素っ裸で横たわっている美奈子を見ると手で顔を覆って泣いていた。亮介に背を向けてエビのように体を丸めていた。肩の小さいほっそりした上半身の割には豊かな丸い尻からつながる太ももが脚をかがめているので一層むっちりと見えた。
(ああ〜 したい!)。若い体が1回で満足できるはずもなかった。再びムクムクと性欲が湧いてきた。
壁の時計を見ると、10時半だった。(たっぷりできる!)。亮介はベッドの上に散らかっていた衣類を払いのけた。丸まっている美奈子に近づき肩と脚の下に手を回して抱きかかえた。「何っ」という感じで美奈子が手足を伸ばして逃げようとしたときは小さい体はベッドの上へ放り投げられていた。さっき犯されたのでもう解放されるだろうと思っていた美奈子はベッドを這って逃げようとしたが恭介に手を掴まれて体を裏返された。
亮介は飛びつくようにして仰向けの美奈子の上に重なった。ギーッとベッドが軋み、美奈子が沈んだ。悪夢の再来に美奈子は動転していた。30過ぎまで田舎で両親と暮らし男兄弟もいない美奈子には若い男の性がどんなものかをよく知らなかった。生涯で一番性欲旺盛な時期にある亮介の性欲がどれほどのものか、余りにも知らなさ過ぎた。
亮介は小柄な美奈子の白い裸体を強く抱きしめた。お互いの汗でぬるぬるの皮膚と皮膚が密着し、美奈子の鼓動と体温が伝わってきた。汗をかいた体の匂いと髪の匂いを胸いっぱい吸い込んだ。もうペニスは猛々しく怒張し早く早くとせがんでいる。下に体をずらして美奈子の顔を両手で固定して嫌がる美奈子にキスした。美奈子はいやいやをして口を固く閉じた。亮介は右手で美奈子の頬を挟んで口を開け、ジュルジュルと唾液を吸った。唾液はサラサラした感じだった。「甘い!」「おいしい!」。最大限にエラを張った勃起が美奈子の足によだれをこすり付けていた。
「いやっ いや〜っ」。亮介が体を下にずらして美奈子の脚を広げようとすると、美奈子は逃れようと激しく暴れた。亮介は構わず美奈子の腰を掴んで引き寄せた。亮介にとっては美奈子の抵抗は子供のそれに等しかった。脚を割るとさっきペニスを抜いた時にポッカリ開いていた膣口は再びピッタリと閉じていた。柔らかい陰毛が精液と膣液でべったりと皮膚に張り付いていた。亮介のペニスは尿道口を目いっぱい広げて死ぬほどの快感を与えてくれる温かい膣で擦られることを待ちきれず脈打っていた。