初めての視姦-6
「あ、ぁあ……ユウトの久しぶり……」
冴子はちらり、と佳織の方を見やる。
じっとこちらを見て、目を離すことのないようだった。
どんな気持ちなのだろうか……冴子はそう思いながら、悠斗の腹に両手をつく。
「ふふ、ユウトにサービスしちゃおう」
「わ、ぁあ…本当、それダメ、なんですって…飯塚さん…!」
ゆっくりと冴子は自身の腰を動かす。
そして意図的に、悠斗がいいであろうところをぎゅうぎゅうと締め付けている。
「は、ぁ……これ、ユウト、イッちゃいそうになるね…?ダメよ…?あたしのことも気持ちよくして」
そうは言いつつ、冴子は悠斗のそれを締め付ける加減を変えて、悠斗を絶頂に導こうとしているようだった。
「ま、じ、ダメですって…!」
おそらく目の前の佳織には何が起こっているのかわからないであろう。
激しく体を動かすわけでもなく、冴子は悠斗を痛めつけているのだ。
「ぁん……ユウト、どうしたいの、イきたくないの…?」
「イきたいけど…、これは、まじ…飯塚さんのこと気持ちよくなんかさせてあげられなっ…い」
「じゃぁ…あたしもイきたいから…好きに…動いてもいい?」
冴子は髪をかきあげると、ゆっくり腰をグラインドしだした。
じょじょに、その体の動きが激しくなっていく。
「あっ、ユウトの当たる…んんっ、いいとこ、これ好きぃっ…」
悠斗は冴子の腰を掴んで、なるべく最奥に当たるようにその体を支える。
「やんっ、それ好きな…の知ってるでしょ、あっ…イク…!だめ、いくぅっ…すぐいっちゃう、ユウトので、いくっ…!!」
冴子は悠斗の体に倒れ込み、その唇を奪う。
「んっ、ぅ…ぅん…ユウト…もっ…として…。お願い…欲しい…。お腹、おかしくなるまで…して」
「飯塚さん……」
冴子は悠斗のそれを引き抜いて、体を起こして仰向けになる。
「ちょーだい……」
悠斗は冴子に覆いかぶさり、ペニスをとろとろになった秘部へとあてがった。
「はっ…ぁ…んっ、ん」
「俺は…人に見られてやるなんて…緊張してるんですけど…飯塚さんは緊張しないんですか…?」
すべてうまり切ると、悠斗は切なそうな顔で冴子に聞いた。
「ふふ…興奮はするけど、慣れっこよ……何人セックスしてると思ってるの……」
顔をうっとりとさせながら冴子は答える。
その答えに、悠斗はぞわぞわっと身震いした。
「そんなことよりほら…気持ちよくしてくれる約束でしょう…?緊張なんかしてないで、あたしのこと、気持ちよくすることに集中しなさい」