初めての視姦-4
「ふふ…今日は、いっぱいヤキモチ妬かせちゃいましょう。いいよ、ゴムつけなくて……。中に出して」
妖しい囁きに、悠斗の唇がくっと一文字になる。
その閉じた唇を割るように、柔らかくて、凶器とも言える舌を、めいいっぱい冴子は伸ばした。
抱きしめながらキスをするから、冴子のふわふわの胸が悠斗の胸板に押し付けられる。
悠斗も精一杯、キスの応酬に答え、舌を深く差し入れる。
ぐぷっ、ごぽっ…
下品な音を鳴らしながら、交わる二人の唇。
「舌、べーって出してご覧、そう…」
悠斗が恥ずかしそうに舌を出すと、冴子はそこにしゃぶりつく。
まるでフェ×チオをするように丁寧に、頬に手を添えて、悠斗の舌を愛撫する。
「顔、あっつい……キスしてるだけだよ、ユウト」
先程まで「門井くん」と呼んでいたのに、冴子は急に下の名前で呼び出した。
「飯塚さん…だって変な気持ちになるから…」
「ふふ、この間も会議室で二人きりの時、無理やり押し倒してきたもんね…?すぐ変な気持ちになっちゃうんだから」
「い、言わないで下さい…!」
「ん〜……?佳織さんがいる前で、あたしに欲情したこと言われたくなかった…?」
頬に手を添えたまま、悠斗をじっと見つめて、責めるような言葉を放つ。
「あたしのこと、会社でめちゃくちゃにしたかったくせに。ごめんね、あの時は応えてあげられなくて。
今日はいっぱいあたしがしてあげるから」
顎にキスをして、首へ、胸元へとその唇を移していく。
ちゅっ…ちゅ…といやらしい音を立てる度に、悠斗がキスされた場所が熱を持っていく。
「はっ…飯塚さん……」
「可愛い…ユウトの体、大好き」
胸元から腹へ、腹から下腹部を避けて、太ももへとその唇を移す。
「あっ、うっ…」
凶器とも言えるその舌に、唾液をたっぷり含ませて、悠斗の膝から鼠径部へかけて、冴子はゆっくりと何度も何度も舐め上げる。
悠斗のそれが膨張して、今にも涎を垂らしてしまいそうなほどなのに、何度も太ももを愛撫する。
「飯塚さん…だ、めですって…」