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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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腐食していく二人-1



大粒の涙を流しながらも睨み上げてくる明日香を、鈴木は楽しげに見下ろしていた。

こんな細い腕や脚では、この拘束は破れない。
絶対的な正義を力強く握り締めてどんなに闘いを挑もうとも、明日香の身体はこの拘束椅子と同体でいるしかないのだ。


『御主人様よお、自慢のペットが居眠りしてるんだが……まさか起こすのが可哀想とか言って甘やかしたりしねえよなあ?』

『そんなあ……ボクは真剣にすーちゃんをペットにしたいんだ。厳しい愛の鞭≠ヘ、遠慮なく振るうつもりだよ?』

(こッこのぉッ!?まだ涼花さんに…ッッ!)


怒りしかない明日香の瞳に、手の甲や平手で頬を打たれる涼花の姿が映り込んだ。
何度も何度も打たれるうちに涼花の両目は開き、その朦朧とした瞳は、明日香の視線と絡めてきた。


「……あ…明日香……先生……」

「ッ………!!!」


あの哀し過ぎる瞳に、姦されていく自分の姿が映される……顔を背けることも、瞼を閉じることも許されずに……。


(……こんな鎖…ッ)


これ以上、この男共の好きにはさせない。
大の男が寄って集って一人の少女を嬲り回し、苦しみぬいて卒倒した様を〈売り物〉にするなど許されるものではない。
革と金属で自由を奪ったからと余裕綽々なコイツらに、一泡でも吹かせなければ……。

手枷と背もたれを繋ぐ鎖がガチャガチャと騒ぐ。
足枷と鉄パイプを繋ぐ金具がギャリギャリと叫ぶ。
どうしたって黙っていられない明日香は、この忌々しい拘束を打ち破ろうと渾身の力を込めて暴れた。


『クククッ!改めて紹介しますか?2月12日生まれの津川明日香さん。新人女優の森口涼花の家庭教師をしてる、プロポーション抜群のメスで〜す』

「ほがッ!はぷッ!あむ"〜〜〜ッ!」


必死の抗いを横にして、男は撮影を開始した。
いや、もう撮影は始まっている。
涼花の凌辱の《続編》として、カメラは回っていたのだから。


(あっちに行けえ!ち、近づくんじゃないわよッ!)


一向に当たらない蹴撃を嘲笑うように、二人の男が明日香の股間の両脇に陣取った。
麻友の時にカメラマンを務めた田中と吉田である。


『さっき可愛い教え子がペットにされてブチギレてるけど、たぶん直ぐにオマンコ濡らしちゃうんだろうなあ?あ、明日香先生ブチギレ案件は森口涼花のDVDを買って観てくださいね?』

『未成年に見せちゃイケナイコト≠見せちゃう家庭教師の明日香さん。涼花ちゃんも目を逸らしちゃダメだからねえ』

「も"ごぉ"お"お"ぉ"お"ッ!」


明日香の怒りの炎に油を注ぎ、男共はケラケラと笑った。

その気になれば、どんな男でも手玉に出来そうなくらいに〈いい女〉だ。
生意気な正義感や勝ち気な態度を虐め抜いて粉砕し、『オマエはただのメスだ』と思い知らせる必要がある。
当然お客様も、それを望んでるはずだ。


「ぶはあッ!…ハアッハアッ…ハアッ」


鈴木がボールギャグを外してやると、口の中に溜まっていた唾液がダラリと溢れてきた。
それは明日香が着ていたピンク色のTシャツの胸元を汚し、身に着けていたブラジャーにTシャツを張り付かせてしまった。


『へぇ……思ってたより胸があるんじゃ……』

「るっさいのよッ!ジロジロ見てんじゃないわッ!!」


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