腐食していく二人-16
「うがッ…あ"ぐッッ……と、斗真さん助けてえぇッ!!!」
『やっと白状しやがったぜコイツぅ!やっぱり斗真って青姦野郎が彼氏だったんだなあ』
『クククッ!彼氏が誰かハッキリしたコトだし、気合い入れて編集してやらねえとなあ?見境なくチンポしゃぶりまくった明日香を斗真に観せてやるぜえ』
みんな……みんな壊れていく……。
全部私が悪いんだ……私のせいだ……。
明日香先生……ごめんなさい…ッ。
「ぐがッ!くはあぁッ!?と、斗真ッッ…はやッ早くぅ!!」
『そんなに早く欲しい≠フか?ヒヒッ……この欲しがりな淫乱パイパンに俺の…ッ……イクッ…イクぅッ!』
笑ってる……。
あんな酷いことして笑ってる……。
分からない……やっぱり私、分からないよ……。
『なんだよ、イキまくってフラフラしてんのか?まだ俺が終わってねえだろうが』
「やめてえッ!ふはッ…ヤダよおッ……斗真ッッ…ん"あ"あ"あ"ッ!!』
『イヒヒ!?なあ、彼氏の名前を叫ぶ女を姦るってのはサイコーに楽しいもんだなあ?』
『なんか奪ってる感≠ェ半端ねえよな。へへへ……堪んねえぜえ』
明日香に対して行われた脅迫は、涼花の耳には届いてはいなかった。
だから明日香の行動が理解出来ず、そこからの断末魔をあげながらの錯乱状態を目の当たりにした涼花は、自分は心まで犯された≠ニ思い知らされた。
自分と一緒にいなかったら、明日香はこんな目に遭ったりはしなかった。
言ってみれば一番の《被害者》は、明日香に違いなかった。
なのに凌辱を受けた当初、涼花の思考回路は男共に近かった。
ピッタリと寄り添う変質者が囁く通り、明日香の姿に《悦び》の印象を受けていた。
自分が「汚い」んだ。
心まで汚くなってしまったから、あんな風な考えを持ってしまったんだ……。
自己嫌悪・自責の念・良心の呵責……。
あらゆる自己否定の感情が涼花に生まれ、それらは迷う事なく刃を振るってきた。
「たまたま見かけたから……」
そこの《意味》だけに絞ってみれば、涼花も男共も、そう動機には代わりない。
涼花は耐えきれぬ胸の痛みに卒倒し、ガクンと頭を下げて死んだように吊られるだけとなった……。
『ウヒヒ!ボクも明日香が好きになっちゃったよ。今日の記念にハメ撮りしようねえ』
「ゲホッ!ぅがあッ!?も、もうやめてえぇッ!!
ッッお"う"ッ!?あ"ッぐう"ッ!」
『そんな「気持ち良い」って顔されると、斗真くん専用のDVDに収録するしか無えじゃねえかあ』
『もっと本気で嫌がってみろよ。全然レイプされてるように見えねえぜえ?』
精液で満たされた子宮の中に、また新たな精液が注入された。
圧倒的な大群となって明日香の卵子を求める男共の精子は、ズボズボと突き上げる男根の助けを借りて殺到していく。
『斗真くぅん、明日香のクソ穴も姦しちゃうから。前も後ろも奪っちゃうからねえ〜?』
「や"ッ…!は、入んな…ッッ…!?と…斗ッ…真あぁぁッッッ!!??」
『お〜!入る入るぅ!なあ明日香あ、しっかり撮ってやってるから安心しなよお?』