正夢-3
これから、洋子さんとどうやってリアルに出会えるか、
そんな事ばかり考えるマサでした。
それから数日後、シマちゃんと逢いました。
(マサちゃん、元気だった?)
<シマちゃんこそ、忙しそうで・・・。>
二人は、ありきたりの無い会話をして、ある居酒屋へ。
今日は、2人共が時間が限られて居る為、飲食だけの予定です。
乾杯の後、会話が続きます。
(マサちゃん、洋子さんから連絡は?)
<うん、マサも待ってるけど、今の所は、残念ながら無いよ>
(そうなんだ、やはり警戒してるのかな?)
<う〜ん、どうだろう、警戒は有るのは当然だよ、男二人に女性一人だから>
(俺たちなら、全然安全牌なのにね)
マサとシマちゃんは、シマちゃんの言う通り、女性をどうこうしようとは
全然思って無くて、2人の交尾を見て、言葉や態度で責めて貰うのが、
目的です。見て興奮した女性が参加するのは、全然OKだけど、
自分達から、強制的に引きずり込む気持ちは有りません。
男同士の交尾を、女性の前で行いたい、その気持ちは二人とも一緒です。
兎に角、日常ではありえないシュチエーションに憧れが有るんです。
<シマちゃん、もう少し様子を見よう>
(そうだね、強いては事を仕損じるなんて諺も有る事だし)
(それはそうと、洋子さんの話は、マサちゃんがこの世界に入った切欠に、
似て無い?以前マサちゃんから聞いたけど)
<そうなんですよ、最初は自分の事かなって思って、でも時期が全然違うから>
<シチュエーションは凄く似てる>
<マサにも1度だけど、本当に見られたかも知れないと感じた事が有ります>
露出が好きだったマサは、当時の事を思い出すように話します。
あの時も、当時のセフレと言うか、露出友達と河原に行き、二人で全裸散歩を
楽しんでいた時に、突然ヘットライトに照らされた事が、有ったんです。
余りにも突然の事だったから、二人とも全裸でした。
ボンネットに背中を付けて、腰を前に出していたセフレのチンボを、
しゃぶろうとした時でした。
二人の前を、車が走り去り、助手席には、女性が乗っていました。
こちらを見たまま走り去ったので、全裸の男二人は、しっかり見られたと思う。
車が走り去る迄、呆然としてた記憶が残ってます。
その後の二人は、激しく野外でSEXして、最後は、お互いの身体に、
精液を掛け合いました。
見られた興奮が、二人の快感を高ぶらせて、凄く気持ちの良い射精だった。
(そうなんだ、シマと知り合うかなり前だから、気にしないけど、嫉妬はする)
<シマちゃん、嬉しい、マサに嫉妬してくれるなんて>
二人は見つめ合います、ここが居酒屋で無ければ、自然に舌を絡めたキスを
してしまう所です。
(マサちゃんは色々経験してるんだね)
(シマはそれほど経験無いから、浮いた話は無いけど)
<でも、シマちゃんは、奥さんとアナルセックス迄してるじゃない>
<今度、奥さんを引きずり込もうか?>
(マサちゃん、それだけは・・・。)
<解ってるよ、流石に男同士で逢瀬を繰り返してるなんて言えないよね>
<二人の関係は、二人共、墓場まで封印しないとね>
(所で、マサちゃんは奥さんとSEXは無いの?)
<うん、男を知ってから、余り性欲の対象にならなくて、ここ2年程は・・・)
<でも、時々、オマンコ舐めたいとは思うけど>
<長い事してないから、どうやって誘えば良いか悩んではいるよ>
(普通に誘えば良いじゃん)
<それが、何かね・・・。>
マサは本来性欲旺盛で、嫁との営みも、50代迄は週に2〜3回は有りました。
ただ、今の嫁さんは、ノーマルで、複数や夫婦交換等には、全くで、
一度打診したら、泣かれてしまい、マサもそのことには触れなくなってます。
子供もいないから、SEXを色んな事で楽しみたいけど、叶わぬ夢です。
男も女も大丈夫なマサですから、今はシマちゃんと言う親友が出来て、
女性に対して積極的にならなくなってます。
(マサちゃん、相手が女性なら、シマは気にしないから楽しんで良いよ)
<それはマサも同じだよ、女性となら浮気にならないもんね>
(マサちゃん、自分の都合の良い言い方だよ(笑))
(奥さんにしてみれば、男も女も浮気には違いない。でもまさか男とは)
<だよね、シマちゃんの奥さんも、自分の夫が、お尻にチンボ入れられて、
逆に、男のお尻に挿入してるなんて、想像もしていないだろうね>
(マサの奥さんだって、同じだよ。男のチンボをしゃぶり、それでも自分の
チンボを勃起させて、精液を顔に出されて、塗られて、その匂いを嗅いで
自分のチンボを扱いて)
(男の精液を好んで飲み干し、自分の精液も呑むなんて変態なんて、
微塵も思って無いと思うよ)
<そうだね、こんな二人の姿を見せる事は出来ないね、他の人には見られたいけど>
(同感、早く洋子さん、決断してくれないかな〜?)
<本当だね、切り口は出来たんだから、後は拡げて行かないとね>
(なんか興奮してきたけど、もうこんな時間なんだ。)
マサとシマちゃんは、同時にスマホを開き、時間を確認しました。
そして、この日は。お開きに。
(マサちゃん、洋子さんから連絡あったら、宜しくね)
<シマちゃん、勿論だよ、2人の願望だから>
(マサちゃんの文章力で、上手く口説いてね。では。)
<おやすみ>
二人は別々の方向へ向かい家路に着きました。