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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての指先の感触-3

「ん。門井くんって確かマンションで実家暮らしじゃなかった?隣の部屋の人…?…あれ、付き合いが長くて、ご飯が美味しいって…」

どうやら冴子は何か勘づいたらしい。
悠斗は思わず苦笑してしまう。

「隣の部屋、単身者用じゃないだろうから御家族で住んでるのよね」

「はい。多分思ってること、当たってますよ」

「隣の御家族の娘さん、ならいいかなーって思ったけど、その苦笑いしてる感じは違うわよね」

「ですね」

悠斗は泡の無くなったビールに口をつけて、ごくごくとひとくちで飲む以上の量を飲んだ。

「同級生のお母さんです。同級生のお父さんは死んじゃったんで…独身なんですけど」

冴子が目を丸くする。
おそらく、色々なことが頭の中でぐるぐるしているのだろうということが悠斗にはわかった。
未亡人であるにしろ、悠斗と相手との年の差について、関係性について、エトセトラ。

「そ、そりゃ〜…あたしとの十五の年の差はどうってことないね。でも、ずっとそう思ってるの?最近?」

悠斗は口を、冴子の耳元に近づけた。

「その同級生んちに泊まってる時に、偶然その人のオナニー見ちゃって」

また冴子が目を丸くする。
そして、珍しく冴子が大きな声を出して、

「ええっ。ちょっと、その話やばいでしょ。詳しく聞かせてよ」

と、悠斗の方へ前のめりになったのだった。





悠斗は佳織とのことを冴子に話した。

自慰姿を見てしまい、翌日岳がいなくなってから乱暴しようとしたこと。
佳織が痴漢をされ、辛そうな表情を見て、自分がしようとしたことを後悔したこと。でも一方で興奮したこと。
助けてくれたお礼と称して体を触られ、イカされたこと。
それから幾度か、卑猥な行為を密かに行なっていること…

「それは何ていうAVなの?」

真面目な顔をして冴子が言う。悠斗は思わず笑みがこぼれて、何度目かの注文のビールを吹き出しそうになった。

「それは…エロすぎだし、寝られないね。隣の家で、その奥さん夜な夜な一人でしてるとか思っちゃうよね」

「あっ、そういうパターンもありますか、俺はおばさんがしてくれたこと思い出しちゃうと、寝られなくなるって言うか。俺の部屋でもしてくれてるわけだし…」

「馬鹿バカ。想像力膨らませなさいよ。だって、貞操守ってる割にはすっごい溜まってんじゃん。絶対門井くんにしてもらったこと思い出して、息子が寝てからひとりでしてるでしょ。本当はヤリたいもん、絶対。案外その奥さんも門井くんみたいに寝不足かもねえ」

ケラケラと笑って、酔っているせいもあってか面白い話を聞いた冴子は上機嫌だ。


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