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人権のない女子高生
【鬼畜 官能小説】

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1-6

 気づいた時は教室に一人で転がっていた。着ていたはずのブレザーやシャツ、肌着も剥ぎ取られ、全裸の状態で。
 来ていた制服は全て廊下に散らばっていた。新品だった筈なのに、クラスメートの上履きに踏みにじられたのだろう。靴の跡がたくさん付いている。
 ブレザーにはガビガビの何か。おそらく、男子のものから吐き出された白いやつだと思う。
 そんな制服を、肌着を拾い上げ身に付ける。

 甘かった。認識が甘かった。
 懲罰者に人権がない、ということがどういうことなのか、それが全然分かっていなかった。
 先月まで受けていたクラスメートからの仕打ち。辛かったが、今日受けた仕打ちに比べれば、あんなのは何ということもなかった。

 外を見ればキレイな夕焼け。私以外誰もいなくなった教室を赤く染め上げる。
 今日はお昼前には放課後になった。いったいどれだけの時間、私は男子たちに……。
 全身に鈍い痛みがある。押さえつけられていた箇所だけではない。おそらく普段は使わない箇所に力を入れていたのだろう。
 そして股間、性器からはジンジンとした痛み。これが破瓜の痛みなのか、失った直後は痛みなど感じなかったのだが。しかし、この痛みが現実を突き付けてくる。
 初日でこれだ。これが三年間続くというのだろうか。絶望感が心を染め上げていく。

 守られず、逃げることはもちろん、命を絶つことですべてを終わらせることすらも許されない。
 私の地獄の学生生活はまだ始まったばかりだ。


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