初めての社外業務-5
冴子は右手でぎゅっと悠斗の頬をつねる。
悠斗がこんなに焦っているときでさえ、冴子はそんな風に悠斗を落ち着かせようとしてくれる。
「ね？ホテルまで来て焦らないの。ゆっくりできるんだから」
そう言って冴子は体を起こすと、シャツ、キャミソール、ホックの外れた下着を取って、ベッドの脇に置いた。
膝を立てて、スカートのチャックに手をかける。
するり、とスカートが落ちた。
「そんなストッキング、セフレと会う時は履いてるんですか…」
パンティ部レスタイプのストッキング。
いわゆる、臀部から前の部分にかけてくりぬかれた仕様になっている黒のストッキングだ。
冴子はピンクのショーツを、ストッキングの上から履いていた。
「そんなエッチなものじゃないよ？女の人、好きで着けてる人いるんじゃない？
蒸れないし、トイレの度に脱がなくて済むから伝線しづらいのよ。今日だけじゃなくていつも着けてる」
「へえ…」
スカートを脱ぎ終わり、ストッキングとショーツを着けたままでベッドの上に座る冴子の体を、悠斗は抱きしめた。
「やばいな、いつもこんなの履いてるって知ったら…セクハラしちゃうかも」
「馬鹿。何言ってるの。こんなに歳が離れてるのに、あたしの体が気になるの？」
抱きしめながら、右手を滑らせて臀部を揉む。
「気になります…もっと…中も…」
右手でショーツに手をかけ、なるべく焦らないように脱がしていく。冴子のそこには、本来あるはずの毛が生えていなかった。
悠斗は目を丸くする。
「もう、さっきからびっくりしすぎじゃない？脱毛してるから、ないの。ーーあっ」
悠斗は、冴子に膝をつかせ四つん這いにさせる。
「焦らないの。門井くん」
髪の毛をかきあげて、悠斗の方を見ながら冴子は言う。
「だって…こんな…」
悠斗は冴子の臀部を両手で掴むようにして、左右に広げる。
毛が生えてないそこは、全てがよく見える。
少し黒ずんだ丘を広げると、ピンク色の性器がひくひくと動いていた。
幾度か卑猥な行為を重ねているのに、佳織では出来なかったこと。
だからこそ、余計に興奮してしまう。
「やだ、シャワー浴びてないのにそんなにまじまじ見ないで。ほかの女の子にもこんなことしてるの？ダメだからね？」
「だって…飯塚さんみたいに綺麗な人のこんなとこ見られるなんて」
言い終わる前に、冴子の秘部に唇を押し当てる。
「あっ、んんっ…、そんな風に褒めればいいと思ってるの…？んんっ」
じゅるじゅると音を立てて、そこを舐め上げる。
「汚いのにっ…あんっ」
「中も…触っていいですか」