1日目-7 好きという僕の言葉に、深い意味はない。とにかく僕は、彼女の心を傷つける事だけは避けたかった。だから言っただけだ。 ももちゃんは、まだ子供だ。気持ちよくなるとか…どこでそんな事を知ったか、わからないが、意味も理解せず言ってるだけだ。 性的に誘惑してるみたいに考えるのは、大人の不純な発想だ。 僕は努めて明るい調子で言った。 「夕飯どうする?そうだ!今日は、外で食べようか。何が食べたい?」 「ハンバーグ!」