1日目-10
ももちゃんはソファーの横に来て、僕の手を引いた。
「お兄ちゃん、ベッドで寝ないの?ご主人様なのに」
「だからご主人様じゃないって。僕はここでいいよ」
「じゃあ、一緒に寝よう!」
「それはダメ」
いくら子供でも、一応女の子だ。マズイだろう。
「だって、知らない家で、ひとりで寝るの寂しいよ…」
ももちゃんにとって、僕はまだ『よく知らない人』のはずだ。僕と寝るのは平気なのか?
「大丈夫だよ。同じ部屋にいるんだから。ももちゃんは、ひとりじゃないよ。ね?」
「うん…」
なんとか納得させた。
そう、同じ部屋。同じ部屋に、今日、僕のチンコを触っていた女の子がいる。僕のベッドに寝ている…
また思い出してしまった。
裸のももちゃんが、チンコを泡だらけにして洗っている姿。見ていなかったはずなのに、何度も何度も頭に浮かんで…なかなか寝付けなかった。