幼馴染の愛子ちゃん-2
1990年8月10日、その日は非常に暑い日であった。その日は親が不在の愛子の家に遊びに行く事になっていた。まだ純粋でセックスのセの字も知らなかった修は当時、またチンポ触られたら嫌だなと言う少しの憂鬱さを持ちつつも、いつものように楽しく愛子と遊ぶ事にワクワクしながら愛子の家に向かった事を覚えている。
そして朝、目覚めた修。目を開けると懐かしい実家の自分の部屋の天井が目に映る。
「ま、マジか…!マジで戻った…!」
過去に戻った事が信じられなかった。夢じゃない。ベタに頬をつけるが痛かった。暫く動けなかった。非現実的過ぎる現実に呆然としていた。
「か、鏡…!」
修は跳び上がり鏡の前に立つ。するとまだあどけない少年の姿の自分が目に映る。
「が、ガキだ…。」
懐かしい自分の姿を舐めるように見つめた。
「おいおい、マジで小学生に戻ったよ!マジかよ、あの教祖!!」
今なら彼を神と信じよう。きっと後悔をやり直す自分の姿をどこかから見ているだろう。その神が勃起するぐらいエロい人性をやり直してやろうと心に決めた。
修はパジャマのズボンとパンツをずらし股間を見る。
「おお、懐かしい!まだ皮被りのチンポ!」
剥ける前の包茎チンポが妙に新鮮に思えた。
「まだセンズリもした事がない神聖なチンポ。センズリし始めたの、中学になってからだからなー。初めて出た時の気持ちよさって忘れらんないよなー。あの快感、また味わえるのか…。今ヌこうかな…」
修は右手でチンポを握る。しかし考えた。
「いや、初めての射精、愛子ちゃんの手でしてもらおうかな。初めての射精が女の子にしと貰ったとか、そうはいないだろ。よし決めた!新たな俺のエロ人生は愛子ちゃんの手で始めよう!」
俄然今日という1日が楽しみになって来た。頭の中は成人したオヤジだ。もうチンポを触られたぐらいで恥ずかしさなど感じない。同時に今日は童貞を捨てる日だと思うといても立ってもいられなくなって来た。時間は現在朝の7時。愛子との約束は10時。修は食事をする。親も若々しく何か全てがフレッシュだ。小学生らしい言葉と態度に気をつけながら共働きの両親を見送りテレビを観る。
「そっか、アナログだし…」
まだ地デジなどその存在すらない時代だ。こうしてみるといかに地デジの画像が鮮明かが分かる。もはや誰だか名前も出てこないタレントや、今や白髪混じりの女優の若々しい姿に、ただのワイドショーだがまるで映画を見ているかのような面白さを感じる。しかし約30年も前の時代だ。不便な事は多い。
「そっか、スマホはおろか携帯もないし、パソコンもない。こりゃあ中身がオヤジの小学生にはキツい生活が待ってるな…」
パソコンが普及するまであと10年、携帯電話も同じ。スマホなんてまだその先だ。修にとっては原始時代に戻ったも同然だ。
「俺、耐えられるかな…。子供の時、俺何して遊んでたんだっけ…」
思い出したところでそれで遊んでも面白くないのは必至だ。娘とおもちゃで遊んでも正直退屈極まりない。それだけが悩みの種だった。