投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

秘剣露時雨秘裂返しのお満
【コメディ 官能小説】

秘剣露時雨秘裂返しのお満の最初へ 秘剣露時雨秘裂返しのお満 108 秘剣露時雨秘裂返しのお満 110 秘剣露時雨秘裂返しのお満の最後へ

色んな後始末-4

「ええ。元々別の許婚がいたのに無理やり夫婦にされたのです。それに今回の事も、なに1つ聞かされぬまま屋敷から連れ出され、一歩も外に出して貰えなかったのですよ。恨みこそすれ愛情など有りませぬ」

お久音はきっぱりと言い切った。

「それならば、気兼ねなく荒利の身柄は預かります。でも、お久音様はこれからどうなさるのですか?」

人の良さそうなお久音の事が心配になった。

「丁度ようございます。荒利から預かっていた見下り半(離縁状の事)を、正式のものとして使いましょう」

「えっ?お久音様は離縁されてたのですか?」

竿之介は驚いた。

「それは形式上だと言われました。どうやら、荒利は逃亡する事態になった時の事を考えてたみたいです」

「どういう事でしょう?」

「万一、荒利が旅にでる事になったら開けよと、見下り半と共に、書き付けを預かっているのです」

「もしかして、それは…」

「ええ、多分、荒利が逃亡する事態に備えての事かと。足手まといの私を離縁した事にして、持ち出せぬ大量の隠金を守らせようとしたのでしょう。書付はいつも身近に置けとの指示なので、今も持ってまする。開けてみましょう」

お久音は傍らに置いた巾着袋から、油紙で包まれた書き付けを取り出すと、躊躇する事なく開いて目を通した。

「な、なんと!金三千両!」

「げげぇ!」

伝えたお久音も驚いたが、聞いた方はもっと驚いた。しかし、その表情は見る見る内に、喜びの色へと変化した。

三千両でなにが買える?三千両でなにができる?

親族揃って、その使い道を想像してウキウキしたが、一番の当事者には欲はなかった。

「荒利と共に、このお金は藩に返しましょう。さすれば、お満様のお家再興は叶いますよ」

お久音は元々無かったものとして、惜しげもなく提案した。

「そうしていただけるのですか!」

お満は一番の使い道に喜んだ。

「えっ?ぜ、全部ですか?藩には、これだけしかないって言って、半分だけ返しません?」

「莫迦!そんな事して、もしばれたら、今度はあたし達が上意討ちにされるのよ。お久音様のご厚意を素直にお受けするの!わかった?」

複雑な思考をしない分、お満の考えは的を射ていた。

「はい…」

竿之介は渋々頷いた。  

「ところで、この赤玉はどういたしましょう?」

改めてお満の乳首を摘まみ、お早世の手のひらの上に浮かび上がった赤玉を指差した。

「食べなさい。美味しいから。はい、あーんして」

「あい♪あーん」

お早世の命令に、お久音は嬉しそうに従った。

「やだ、凄く美味しい」

「でしょう♪」

親族の女一同が頷いた。

「な、なんだか疼いてきたかも」

お久音は割れ目の中をゆっくりと擦り始めた。 

「やれやれ、叔母上級の淫乱女がもう1人増えそうですね。ところで、お久音様は行くところはあるのですか?」

女体をくねらすお久音に竿之介は聞いた。

「さて、どうしましょう?」

お久音はなにも考えていなかった。

竿之介は、昨日までの自分達の境遇を思い返していた。

「お久音様、叔母上を慕ってるご様子ですが、ならば、荒利以外の男に抱かれる事に抵抗はありませぬか」

お久音は竿之介の肉棒を見て、にんまり微笑んだ。

「ええ。竿之介様となら歓迎ですよ」

「それは嬉しい、痛い!そうではなく、しばらくこの亀起道場で厄介になりませぬか」

お満に頭を叩かれながら、竿之介が提案した。その本心では、騒動が落ち着いて藩に戻るまで、お久音の女体も味わいたいと考えての事だった。

「我らが師匠の亀起瓶之真先生は、人柄が凄くいいのです。ただし、並外れた助平でして」

『そう、人格者なのですよ。それに、凄く素敵なおちんぽをなさってますのよ』

「まあ」

瓶之真の事がお気に入りの幽霊の姿も、赤玉を取り込んだお久音には、見聞きできるようになっていた。


秘剣露時雨秘裂返しのお満の最初へ 秘剣露時雨秘裂返しのお満 108 秘剣露時雨秘裂返しのお満 110 秘剣露時雨秘裂返しのお満の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前