忍び寄る影御一向様 ご休憩-4
じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ
「うふふ、綺麗になりましたが、次は如何にする?」
お掃除尺八を終えたお満は、勃起状態の肉棒を握ったまま、弟を見上げた。その目はそれを使った次の快感を求めて潤んでいた。
同じ道場内では、師である瓶之真が勃起状態で気を失っていた。姉弟はそれには一切触れる事なく放置していた。
「そうですねぇ。一度見たかった事があるのです。姉上、立ってくだされ」
「へっ?こ、こうですか?」
まだ、恥じらいが残るお満は、手で胸と割れ目を隠しながら立ち上がった。
「手は脇に着けてくだされ」
「えっ?これって…」
手を脇に着けた満は既視感に襲われた。
「ほれ、このように跳んでみてくだされ」
竿之介はその場で跳ねた。
「やっぱり…」
瓶之真と同じ思考に、お満は額を手で押さえて呆れ返った。しかし、可愛い弟の喜ぶ顔も見たいし、自分の恥ずかしい姿も見て貰いたい。お満は両手を脇に添えて、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねた。
その反動で豊満な胸がたぷたぷと波打った。中出しされた精液が破瓜の血と混ざり、ドロッと出てきた。
「やだ、お、おまんこは見ないでね」
お満は、自身から出るモノが床を汚している事が恥ずかしかった。しかし、
「おおっ!胸はそのように動くのですか。これはよい眺めでございます」
竿之介は揺れる乳房に夢中だったため、お満の心配は杞憂に終わった。
しかし、竿之介の変態加減は、ここからが違っていた。
「ならば次ですぞ。姉上、とまってくだされ」
「あい」
素直にとまったお満は、汚れた股間を両手で隠した。その反動で両腕で挟まれた胸がせり出した。
「ははは、姉上はわかってますね」
硬くなった両乳首を竿之介は摘まんだ。
「ああん」
お満は恍惚の表彰を浮かべて、その刺激に女体を震わせた。しかし、次に弟から与えられた刺激は、お満の想像を越えていた。
「姉上、跳んでみてくだされ」
「えっ!そのまま跳べば…」
その羞恥と快感を想像したお満はくらくらした。
「早くしなされ」
竿之介は乳首を摘まんだ手を、上下に振ってお満を促した。
たぷんたぷんと揺れる胸。反動で動く乳房の上昇運動の途中で乳首だけがとまり、豊満な乳房の慣性運動がそのまま乳首に刺激を与えた。上がれば下がる。今度は重力で落ちる乳房に逆らい、乳首は途中で留まった。それらが快感となって女体を襲った。
「ああん、駄目えええ」
堪えきれず軽逝きをしたお満は、溢れた愛液と共に淫穴に残った精液を噴出させた。
「はぁ、はぁ、はぁ、わかったから揺さぶらないで。自分で跳ぶから。でも、姉の血で汚れてるからおまんこは見ないでね…」
直ぐに立ち直ったお満は、既に自分自身で弟を喜ばせたくなっていた。
「しっかり摘まんでてね」
弟に乳首を固定されたまま、お満は、ぴょんぴょんと跳び始めた。
「やんっ!やんっ!やんっ!」
気合いを入れて、逝くのを我慢し、お満は竿之介との痴態を楽しんだ。そして、徐々に蓄積した快感が捌け口を求めた。
「逝く逝く逝くううう」
こうして幾度か噴出させた潮で、淫穴の汚れは洗い流されていった。
「はぁ、はぁ、満足したでしょ。おまんこ綺麗になったし、次はこれでお願い…」
お満が竿之介の肉棒に手を伸ばそうとしたが、竿之介はそれに気付かずに身体を屈めた。
「姉上、次はこれを使って姉上を責めますぞ」
直ぐに身を起こした竿之介は、手に取った木刀をお満の胸の前に突き出した。
「まさか…」
にやにや笑う竿之介を見て、再び既視感に襲われるお満だった。
そして、お満は木刀で乳首を弄ばれ、その後、割れ目にも木刀を食い込まされて喘ぐのだった。
「はぁ、はぁ、姉のおまんこ、やらしい?」
「ごきゅり…凄くやらしいです」
匂い立つ牝の香り、食い込む異物、それが幼さの残る無毛の割れ目がために、更に卑猥さを際立たせていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、姉のおまんこで、もっとやらしい事してぇ、もっとお、ああん、ああん」
瓶之真に責められ時と違っていたのは、お満自身が積極的に木刀に股がり、自らの意思で割れ目を擦り付けていた事だった。
この後、中逝きを味わったお満は、二つ巴(シックスナイン)で、口内に出された竿之介の苦味を堪能し、ようやく2回戦目を始めた。
「ああん、気持ちいいよおお、あああん」
絶頂の制御を覚えて、仇討ちの目処はたった。後は荒利取之助の行方を探さなければならないが、健気な姉弟は闘い前の安静を、互いの肉体に求めあった。
「ねえねえ、この形だと『松葉くずし』って名付けたらどお♪」
片足を持ち上げられた体位が、竿之介と松の葉の根本を絡めて遊んだ形と似ていたので、お満が提案した。
「さすが姉上、卑猥な事に関しては頭が冴えますね。では崩しちゃいましょう。おらおらおらら」
「あああん、もっと崩してえええ♪」
性的な事なら体力は無尽蔵、姉弟は色んな体位を楽しみながら、後世に伝え広がる『四十八手』の完成へと導いたのだった。