凌辱の宴 6-1
突然大柄の男が動いた沙和を仰向けにすると大きく開いた両足の中に入り一気にチンポを捻じ込んできた。すごい勢いのグラインドが続いた。渾身の力を振り絞り最後の一撃はまるですべてを叩きつけるような一撃だった。根元から先に向かったマグマは、沙和の体に吸い込まれていった。
その時沙和の体からも分泌物が噴出し男の放ったマグマと混ざり合い、沙和を体ごと化学変化させていったようだった。大柄の男はベッドのうえに仰向けに寝転がった。沙和はやわらかくなった男のチンポをあやすように咥えなおしていた。
男は後始末してくれているのだろうとたかをくくっていた。
沙和はおもむろに起き上がるとまだやわらかいチンポに、男の精液まみれのヴァギナを近づけて咥えこんでいった。
やわらかい先っぽを咥えこむとまるでバナナでも食べるように飲み込んでいった。
チンポを愛おしむように奥へ奥へといざなった。
沙和の壁の異様な動きを受けて次第にに硬度を取り戻してきたそれは、瞬く間に高ぶっていた。
沙和は飲み込んだものを弄ぶようにこね回しながら、ちくびを指で弾いたりしていた。口を寄せ舐めまわしすたりしてみる。
その間も沙和のヴァギナは男のチンポへの攻撃も怠らなかった。
余裕をもって遊ばせていたつもりだったが、変化が起こってきた。
沙和の微妙な動きに男のものは、いつの間にかその硬さを取り戻していた。
ここから沙和の反撃が始まった。
硬さを取りもどしたチンポは、沙和の膣のうごめきに完全に参っていた。
その気持ちよさは大柄の男腰の力を奪っていた。
大胆な腰の動きと繊細な膣内の動きが絶妙のハーモニーとなってチンポを包んでいった。
さっき果てたばかりだというのに、早くも限界を迎えて居た。
沙和はここでスパートをかけずに根元をぎゅっと絞め終わらないようにしたうえで、壁のイボイボや奥のなめくじのような粘膜を使い、刺激を与え続けた。
「おい、頼むから行かせてくれ。」
「ダメよ。我慢しなさい。」
男はこんな仕打ちは初めてだった。
今まで女を好きにしてきたのだ。思い道理にならないことなどなかったはずだ。
思い道理にならないことなどなかったはずだ。
終わりたくても終われず、こんな身の置きどころのない環境でどうしたらよいかわからなかった、気が狂う一歩手前だった。
潮時とみて沙和は根元を緩めグラインドを再開した。
あっという間に今日2度めの射精が始まった。
それはとめどなくいつ終わるかわからぬほど長く続いた。
男はすべて出し切ったと思った。しかし沙和の攻撃はまだ終わりではなかった。ぐにゃぐにゃになったチンポをやわらかいまま刺激し続けた。根元は抜けない程度の力で握りしめ波打つ壁の揺らめきと子宮からの強烈な吸引が感じやすくなったチンポを凌辱していた。嫌がる女を無理やりレイプするようなものだった。
5度目の射精が済むころにはもう意識などなかった。
そして7度目の射精で事果てた。
沙和にとって4人目の情死である。
レイプされてから、三人始末するまで、半年かかってしまった。
三人の処理が終わるたび、ご褒美と言って、内山を受け入れた。
松井は、内山の存在を知らなかった。
週三回の家庭教師はその後も続いていた。
もちろん会うたびに、体を求め合っていた。
穂香ちゃんを殺めてから二年がたっていた
沙和は、模試で良い点を取ったご褒美に、
松井と海に来ていた。
楽しいはずの時間が、沙和には退屈でたまらなかった。
レイプ男を殺してから半年間、誰も殺していなかった。
波の打ち寄せる、小高い丘の上で、沙和は松井のまだ知らない自分を告白し始めた。
嵐の夜、穂香ちゃんを殺したこと。虐待にあっていた少女を、父親もろとも殺したこと。そして、レイプしてきた三人の男を殺し、内山と深い関係になったこと。
松井には肯定してもらいたかった。
しかし、松井は、自首を進めてきた。罪を償えと。
沙和は松井を抱きしめて、海に飛び込んだいた。
気が付くと病院のベッドの上だった。
ベッドの脇には内山がいた。
沙和は松井が死んだことを内山から伝えられた。
これが、高知でのもう一つの記憶です。
この後受験勉強に没頭し、何事もなく希望の大学に合格しまして、東京に行くことになりますした。
そう、あの因縁の“キウンクエ蔵前”での暮らしが始まるのです。
高知編 終わり