お満の特別稽古 夜編開始-5
お満は小さな口から出した舌で、瓶之真のぬめりをぺろぺろと舐め始めた。
(に、苦い…)
その苦みを味わった女体は、淫口から新たな愛液を湧き出させた。
「ううっ、た、堪らん。お満!淹れてやろうぞ」
瓶之真はお満の後ろに回り、背中を突いて、再び四つん這いにさせた。そのお満の後ろから、瓶之真がのし掛かった。
「きゃっ!そ、それは駄目でございます」
抵抗を試みたが、男の力には抗う事はできなかった。
一方、部屋で熟睡していた竿之介。お満が乳首を弄られて、初めの絶頂を迎えた瞬間、その瞼がピクリと動いていた。
直ぐに熟睡に戻ったが、その後、お満が絶頂を迎える度に、竿之介は反応を繰り返し、幾度目かの絶頂で目を覚ました。
「姉上…」
寝惚けた竿之介は、お満の胸を触ろうとして手を伸ばした。しかし、探った手が目的の柔らかさに達しなかったので、竿之介はむくりと起き上がった。
「姉上、あれ?どこに行ったのかな」
そのお満が、また、木刀で割れ目を弄られて絶頂を迎えた。その瞬間、竿之介はビクンと反応した。
「な、なんだ、今の感覚は?もしや、姉上が逝ったのか?」
不思議に思った竿之介は、自身の股間を見下ろした。
「普通の朝立ちだ」
それは、周りを巻き込むお敏の絶頂波による勃起ではなかった。
「ならば母上は関与していない。なのに姉上の気やりがわかったはどうしてであろう?」
肉棒を軽く扱きながら、竿之介は考えた。
「母上以外で考えられるのは、赤玉の影響しか思い付かぬ。う〜む、なれど…」
一つの赤玉を分かちあった男女は共鳴する。それは的を得た考えだったが、竿之介の関心はそこではなかった。
「姉上も1人で楽しまずともよいでしょうに」
こっそりと女体を慰めるお満の姿を思い浮かべた竿之介は、にやにやと笑いながら、その女体を求めて部屋を出ていった。
分かちあった赤玉同士が引かれるかの如く、竿之介の足は迷う事なく道場に向いていた。
「ふふふ、お満、お主に男根での逝き方を教えようぞ」
「ひっ!せ、せんせー、お満は経験がありませぬ。それだけは、堪忍してください」
「ならぬ。おお、柔らかいのう」
「あうう…」
後ろから回された手で、乳房を揉まれたお満は、女体を退けぞらせた。
「次は乳先じゃ、うりうり」
瓶之真は左右の乳首を摘み、くりくりと捻った。
「んああ、ああん」
左右に首を振って快感に堪えた。
「おっ、堪えれたようじゃの。では、淹れるとどうなるかの?」
瓶之真は肉棒を掴むと、お満の淫口に宛がった。
「あっ、いや…」
何度も潮を吹いた淫らな穴は、それを受け入れるには準備は万全だった。
「ならぬ。もう我慢の限界である」
瓶之真が我慢できずに、腰を突き出そうとした時だった。
『これを待っていたのよ』
お満が絶頂を迎える度に、お敏は何度もお満に入る誘惑に駈られていた。しかし、瓶之真がお満を犯すまで、お敏は辛抱強く待っていたのだ。
もし、待たずにお満に入り、普通に絶頂を迎えて意識を飛ばしたら、巻き込まれた瓶之真も、本番前に意識を飛ばすのは必至。当然、瓶之真の肉棒で絶頂を迎えるこの場面が訪れる事はない。
また、瓶之真がお満を犯すのを外から見ていた場合、それを嫌悪したお満が、再び、瓶之真に足を開かない事も考えられる。
(お満は頑固な一面があるしね)
気の合った瓶之真の肉棒で逝きたいお敏は、絶好のこの機会を逃したくなかった。お敏は、すーっとお満の中に入っていった。
【ああん、これよこれ。ぷるぷるする柔らかな肉の感覚。ああん、瓶之真先生の硬いモノが、おまんこに当たってるう】
お満に入った瞬間、その女体と同期したお敏は、絶頂後の気だるい余韻と、新たなる快感の予兆にぞわぞわした。
類い希なる剣者は、お敏がお満に入った事を知った。また、触れているお満の女体を通して、お敏の言葉も聞こえていた。
「ふふふ、お敏殿、淹れますぞ」
【あい】「いや…」
淫口が押し広げられようとしたその直前、間がよく竿之介が入ってきた。
「先生!姉上に何をなさる!」
竿之介にとってお満は自分の女だ。それを汚そうとする者は師でも許されなかった。