お満の特別稽古 説得編-1
第壱七ノ章【お満の特別稽古 説得編】
「くっ、うううっ…」
瓶之真の呻き声とともに、勢いよく飛び出た迸りは、お敏の卑猥な割れ目に向かったが、悲しいかな、肉体を持たない幽体の身。開かれた割れ目をすり抜けた。
その行方を自身の股越しに覗き込んだお敏は、壁に付いた精液に舌を這わそうとしたが、素通りする自身の舌を見て、暗澹たる気持ちになった。
(嗚呼悔しや、肉体を持っておれば、風味豊かな苦味を味わえるのに。それ以前におまんこの奥で迸りを感じられたものを…。でも大丈夫。私にはお満が居りまする)
一旦落ち込んだが、希望を見出したお敏は冷静になった。
『瓶之真先生、そのように大量に出されて、お満とする分は残ってますでしょうか?』
「はっはっは。心配は無用でござる。多いときは日に10度はいたすでな。はっはっは」
『まあ、頼もしいお方。ほほ、おほほほほ』
「わは、わははははは」
目的を一つにした剣者と霊は楽しそうに笑った。
『おほほほ、では、道場に向かいましょう。少し失礼いたします』
お敏は頭を下げてから、瓶之真に尻を向けて四つん這いになると、尻を突き上げて足を開いた。
『これくらいの高さかしら?』
お敏は後ろを振り向きながら、瓶之真の肉棒の位置に割れ目を合わせた。
『瓶之真先生、女が前を進んで申し訳ありませぬが、私に、いえ、私のおまんこに続いてくださいませ』
ぷかぷかと浮かびながら、お敏は道場に先行した。
「わははは、お敏殿、こんな案内されると道に迷う事は無さそうな。わははは」
瓶之真も肉棒を握り締め、腰を前後に降りながら後に続いた。
『おほほほ、その高さだとお尻の穴でございますよ』
『わははは、このくらいかの』
握り締めた棹を、少し下向きに変えた。
『あうん、そこですう。おほほほ』
2人が笑いながら道場に入ると、待ちくたびれたお満は、ぐっすりと眠っていた。
『あらあら、おまんこ広げながら無邪気な顔して』
慌てて控えの間を出たために、着替えの稽古着を持ち出せなかったのか、お満は卑猥な稽古着のままで寝ていた。
「おおおっ!これもよい菜じゃ」
『もお、瓶之真先生ったら駄目ですよ』
このまま自己完結されると、またもや、お敏は快感を味わえない。何よりも、卑猥な稽古も興味津々で早く見たかった。
『さあ瓶之真先生、お満を起こして、やらしい稽古をいたしましょう』
「そ、そうであった」
今の幸運がいつまで続くかはわからない。今後の自慰生活の糧に困らないように、卑猥な事を目一杯、脳裏に貯めとかなければならないのだ。
「これお満、起きるのじゃ」
「うう〜ん、あっ、せんせー、ここは?」
「お満、神聖なる道場で寝りこけるとは何事であるか」
むき出しの割れ目を前に、弛む顔を引き締めて威厳を込めた。
「えっ、道場?えっ、きゃあああ」
瓶之真の視線で、だらしなく足を開いて寝ていたことに気づいたお満は、慌てて足を閉じた。
『これお満、そなたはまだそのような格好しているのですか』