お満の特別稽古 説得編-5
うずうずしたお敏は腰をくねらせながら急かした。
「で、でも、逝くだけならお稽古は要りませぬ」
お満はあらためて股間と乳首を隠した。
『戯け!これはお満だけの稽古ではない。仮に母の巻き込み昇天の範囲外に荒利の仲間が潜んでいたらどうする』
「はっ、そ、その者に犯されまする」
これまでの経験でお敏の絶頂波に連射はない事は理解していた。そんな状態で、絶頂後の虚脱で無防備なお満ならば、蹂躙され放題だ。
『ならば、その対策のための稽古をするのです』
「どういう事です?」
『母が意識を飛ばさない程度の【軽逝き】の稽古を積むのです』
「軽逝き?」
「そう、これを習得すれば、何人来ようがお満は無敵になるのですぞ』
自信たっぷりに言い切ったお敏は、満面の笑みを浮かべた。もちろん、その概念は早く快感を味わいたいお敏の思い付きだ。
「で、でも、それなら母上と2人だけでも…」
『戯け者!実際に人を前にした稽古でなければ、絵に描いた餅だと気付かぬのか』
もちろん、卑猥な事を存分に楽しみたいお敏にとって、瓶之真の存在は欠かせなかった。
『そのために瓶之真先生は恥を惜しまず協力してくれると言うのに…。瓶之真先生、申し訳ございませぬ』
再びお敏は土下座した。もちろん、下から見えるように、瓶之真の頭上に浮かび上がった。
「はっ!もしや母上…」
お敏の割れ目を仰ぎ見たお満は、母親が全裸の理由を思いついた。
「母上が裸の理由は、お満が出来るだけ恥ずかしく無いようにするためだったのですね」
『へっ?なんの事?』
「惚けなくてようございまする。お満だけ裸だと、やはり抵抗がありまする。だから母上は率先して裸になっていたのですね」
お敏の眉がぴくりと動いた。
『おほ、おほほほ、よくぞ気付きました。さすがお満です。さあ、わかれば早く脱いで瓶之真先生に女体を晒しなされ。ほれこのように、ほれほれ』
自身の尻肉を掴んで、お敏は割れ目を開いた。
「なれど、お満には無理です」
『なぜじゃ』
あっさりと断ったお満に、ずんと詰め寄った。
「だって、恥ずかしいし」
『な、何を言っておる。そう言いながら、お満のソコは嫌がっておらぬではないか』
お敏は、お満の股間を指差した。それに釣られてお満は視線を下げた。
「えっ?うそ…」
自身の太ももを伝う、愛液の多さにお満は驚いた。
『私もお満も、お早世と同じ血が流れているのですぞ。ならばお満も母と同じく見て貰いたいはずじゃ。ほれ、母のように見せるのじゃ』
「えっ?で、では、お満のために裸になってるのではないのですか?」
『何を言うておる。こうすると興奮するからに決まってるからであろう。ああん、瓶之真先生、お敏のやらしいおまんこいっぱい見てえ〜』
結局は想念の存在、お敏は長時間に渡って、体裁を保つ事はできなかった。
「母上…」
お満は呆気に取られた。
「おおっ!お敏殿、よい菜じゃ」
こちらも我慢できずに、いきり勃った肉棒を扱き始めた。
「瓶之真せんせーまで…」
本来ならば、尊敬に値する2人の痴態に、お満は呆れ返った。しかし、この状態を黙認するわけにはいかなかった。
「2人ともやめろーっ!!」
お満は道場を震わす大声をあげた。
『ひゃっ!』「ひっ!」
その声に驚き振り向いた2人だったが、その硬直した表情は直後に弛緩した。
「び、瓶之真せんせー、お稽古をお願いいたします」
いつの間にか全裸になり、真っ赤に火照った満が、胸と股間を手で隠しつつ、女体をもじもじさせていた。