お満の特別稽古 説得編-4
(うふふ、この状態で下からおまんこを見て貰えるのは、霊の特権でございますね。ああん、興奮するう)
床にペタり状態の割れ目を仰ぎ見た瓶之真は、思わず扱きそうになったが、辛うじてお敏の意図を汲み取った。
「う、うむ。可愛い弟子のためじゃ。構わぬぞ」
『おおおっ、嬉しきお言葉。さすがでございます。お満!これが瓶之真先生であらせられる。まっことの人格者とは瓶之真先生のことを指すと心得よ』
瓶之真は威厳を出すために、胸を張って反り返った。しかし、その反動で勃起具合が、あからさまになった。
「で、でも、その人格者たるせんせーが、どうして裸でお稽古を付けるのですか?おっきくなってるし」
お満は、瓶之真の股間をちらちら見ながら疑問を口にした。
『お、おほほほ、全てがお満と竿之介の事を思われてのことなのです。健全な男とは言え、勃起を人前で覚られるは武士にあるまじき事。なれど瓶之真先生は、そんな切腹級の恥を我らに晒されてまで、お満に特別な稽古を付けてくださるという事じゃ』
(せっ、切腹級の恥…)
その捉え方に驚いた瓶之真は、慌てて股間を押さえて勃起を隠した。
「ん?どういう事?」
長い台詞はお満の理解を越えていた。
『なに、簡単に申せば、全てはお満の逝き体質と、母の絶頂波を見抜かれた上での事。ですよね、瓶之真先生』
「へっ?逝き体質??絶頂波???」
初めて聞く言葉の登場に、瓶之真も聞き返した。
『おほほほ、瓶之真先生、今更惚けたふりをして、憎まれ役を演じなくてよろしゅうございますよ。我が娘なれど、先生の演義で誤魔化せる程、頭は軽くありませぬ。娘の聡さは、母親たる私が保証します』
「どういう事」
今までお敏に褒められた事のないお満は驚いた。
『お満、今のそなたの剣の腕では、荒利取之助を仇討つ事は叶いませぬ。それはわかりますね』
「だから、女を見せて油断させろと…。そ、そんな事で簡単に討ち取れましょうか?失敗すれば手込めに…。ああ〜」
それを想像したお満は、よよと崩れた。
そんな娘を見て(それも有りかも♪)と高ぶりかけたお敏だったが、今はそれを抑えた。
『安心しなされ、決して手込めになどなりませぬ。母が取り憑いた状態でそなたが逝けばどうなる?』
「えっ?母上が取り憑いた状態で?それはそれは周りが迷惑でございまする」
『どうして?』
「何を今更。巻き込まれ昇天で、周りの者も逝きながら気を失うではありませぬか」
(なんと、昨夜からの奇怪な出来事は、この母子の気やりが関係していたのか。という事は、お満も拙者並みの助平ではないか…)
2人のやり取りを聞きながら、瓶之真は昨晩から幾度も起こった事を思い返した。お満の絶頂姿を想像し、瓶之真がにやにやしている事に気付かず、母子は会話を続けた。
『それです。我らが逝ったその場に、荒利取之助が居れば…』
「あっ、そうか!いくら剣豪で鳴らした荒利なれど、気を失えば難なく仇が討てまする」
『さすがお満、よくできました』
「えへへ」
母親に褒められたお満は、素直に喜んだ。
『わかったならば、逝くための稽古をしますよ。さあ、稽古着を脱いで、もっと、おまんこ出しなされ』