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壁の穴の向こうには妻が
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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寝取られ願望-1

その日は、私とノボルの毎週飲みに出かける日でした。
2件ほどはしごをして、いつも締めに通っているスナックへ。

カウンターから離れたBOX席が私たちのいつものお気に入りの席。
割と奥まった位置にあり、カウンターからは会話が聞き取れないので仕事関係や、身内の話などするのにうってつけの場所だった。

いつもは真面目な話5割、下ネタ5割くらいの内容ですが、この日は珍しくスナックに来てからノボルの愚痴ばかり。

ノボル「やっぱり結婚すると他の女と遊べなくなるよな〜」
私「奥さん、オッパイ大きいからええやん」
ノボル「オッパイ以外も、お尻も腹もデカいやん… ダイスケところはええよな〜」
確かにノボルの奥さんは、とても男勝りなところがあって、体型は豊満で結婚してから特にグラマラスになったような気がする。
正直、私の好みの女性ではない。

ノボル「結婚した当初は確かにあいさつ代わりにオッパイ揉んだりしてたよ。 でもな…今はアレだからな〜」
昔はすごく痩せていたそうで、全盛期の工藤静香みたいな細さとルックスだったようで、今では確かに信じがたい現状だ。
ノボル「ええよな〜。アヤちゃん、むっちゃええやん… 俺もあんな嫁さんにすればよかったな〜」
残念だが妻は、ノボルのタイプでは無いのはハッキリしている。

私「でも、たまに内緒で風俗も一緒行ったってるやん。 また今度遊びに行こうや」
ノボル「ん〜、なんかな〜そういう刺激とちゃうねん…」
私「そういうって、どういうやつのこと言うてるの?」
ノボル「もっと、こうエロティックなやつ? 非日常っていうかな」
私「アブノーマルな感じ?」
ノボル「そうそう! 普段はでけへんことしたいな〜」
私「じゃあ、SMの風俗とかに行けばええやん」
ノボル「いや、そんなんとちゃうねん。 なんて言うかな〜 ちゃうねんな〜」
言いたいことが分からなかったので、そんなん分からんわっと呆れて酒をただただ飲んでいた。

ノボルは、そんな私に目もくれずスマホで何かを検索しだした。
2,3分すると、
ノボル「あっ! コレええんちゃう? どう?」っといって私にスマホの画面を見せる。
その画面には「寝取られ」の文字が。 画像や動画などいろいろ出てきていた。
2,3ページほどスクロールし、適当にクリックして内容を確認してみた。

私「なに? 奥さんとコレしたいってこと?」
ノボル「アホ! うちのにこんなん言ったら殺されるわ! ダイスケところどう?」
私「どうって言われても… ん?うちの嫁さんでやれってこと!?」
ノボル「俺が寝取る方で♪ アヤちゃんとやらせてよ〜」
私「なに人の嫁さんを勝手に抱こうとしてるねん! 嫌や!そんなん」
ノボル「やっぱり、そうやんな〜 でもアヤちゃんええよな〜♪」
いきなり何を言い出すのかとビックリした。
よっぽど酔っているのか、アヤちゃんいいよな〜、アヤちゃんいいよな〜と繰り返しながらノボルはスマホを見続けていた。

今までノーマルなSEXしかしてこなかったし、私も妻もそれで満足していたのでそういった変わった趣向へ向かうことはなかった。
でも、まったく考えたこともなかった世界を知ってしまって、私の中でモヤモヤとした感情が湧き出てきた。

結局その後は、適当な時間にお開きにして家路についた。
深夜2時回っていたけど、妻はなぜか起きていた。


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