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壁の穴の向こうには妻が
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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寝取られ願望-5

それから週末までアレコレと思案みたが、私は一向にいいアイデアが浮かんでこない。
それにしても、寝取られる相手とアイデアを出し合うって…シュールなことしてるなと…
なかなかアイデアが浮かばないので、本当に寝取られをしたいのかちょっと不安になったりもした。

そして週末またノボルとの打ち合わせが始まる。
全然アイデアが出てこず沈んだ私に比べて、ノボルは満面の笑みで登場。
ノボル「とりあえずビール飲んでから話そうか♪」
新しい遊びを発見して、ウキウキしている子供のような屈託のない笑顔。
ノボル「じゃ、かんぱ〜い!!」
ここ数年で一番楽しそうなノボル。

ノボル「じゃ、ダイスケからどうぞ♪」
すごく自分の案に自信があるのか私を先にご指名したが、
私「いろいろ考えたけど何もいいのがなかった…」
ノボル「だろうな(笑) だってお通夜みたいな風やもん」
ノボル「では、俺の番ですな♪ まずはコレを見て」
カバンからクリアファイルで綴じた資料らしきものを渡してきた。

ご丁寧にプレゼン資料っぽく、表紙に「秘密」と記載されていた。
ノボル「まずは確認しておきたいんだけど」
そういって以下の内容を聞いてきた。
・妻は了承済み
・ノボルと妻の2人きりでは嫌
・私を含めた3Pではない
・ノボルの視線があると気まずい
私「うん、こんなもんやな… で?」
ノボル「では、1ページ目をご覧ください」
ページをめくると大きな文字で、
【グローリーホール(ハウス)】と記載されていた。

私「なに?コレ?」
ノボル「では、2枚目を♪」すごく楽しそうだ。
グローリーホールがどういったものかの説明が簡単にまとめられていた。
私「コレって、こういうことができる場所があるってこと?」
ノボル「残念ながら探してみたけど無いねん… だったら自分で作ってみようかなって♪」
私「こんな特殊なやつどこに置いとくの? 変なところに穴開いてるから怪しいで…」
ノボル「うちの事務所の奥に空地あるの知ってる?」
私「あぁ〜家主が手放したいけど、買い手がいなくてノボルのところで間借りしてるとこやな?」
ノボル「そうそう♪ そこなら誰にも見つからんし、依頼で図面を仮に形にしてみたって言えば大丈夫やろ」
確かに変な箇所に穴が数個開いている以外は、仮設トイレ2個分程度の広さのプレハブ的な作りになっていた。
ノボル曰く、後にケーブルなどを通す可能性があるから、わざと開けていると言えば事務所でも怪しまれないと。

私「この穴からノボルが出して、アヤが…ってこと?」
ノボル「そう! どう? 完璧やない? クライアントの要望をすべて詰め込みました♪」
確かにこれならノボルの視線は無い、私はノボルとは反対側にある壁の上に隙間から覗けるようになっている。
そしてドアの隙間からも少し覗けるようになっているので、気に入ったポジションで楽しめる。
妻も誰の目も気にせず(実際は私が覗いているが)楽しめそう。

私は言葉を失った… 求めていたことがすべて詰まっていて、尚且つノボルとも顔を合わせなくていいから気まずくない。
私「すごいな… イメージしても完璧やで…」
ノボル「どう?どう?すごない? 褒めてええよ♪」得意げな顔がムカつくが、それだけの魅力的な案だった。
私「コレってなんぼくらいかかる? 期間は?」
ノボル「一応見積もり出したけど、今事務所に余ってる資材とかで組めるからタダでいいよ♪」
ノボル「完成は今かかえてる仕事あるから、終わってからで2週間くらいあればイけるかな」

ただ妻としたいだけなのもあるのだろうが、仕事が早い。
私「じゃ、それでお願い… ほんまにありがとう…」
ノボル「お礼はこっちが言わなアカンやん(笑) ちゃんとアヤちゃんにもう1度確認しといてな」
私「うん、必ず聞いて何かあったら連絡するから」
ノボル「おう! 楽しみやな♪」

そして居酒屋を出た私は、小走りに家路につき妻へすぐに報告。
アヤ「え… うん本当にするんだ…ノボル君と」
私「やっぱり怖い? 難しそう?」
アヤ「ううん、大丈夫… でも、ダイスケ君がいいのか不安で…」
私「俺はお願いしてるくらいだから、もちろん…ええよ…」
アヤ「ダイスケ君がいいなら…」
ただ妻にはグローリーホールのことは伝えなかった。 当日に驚かせたかったのだ。

そして、予定よりも早く1週間後に待ち焦がれていたノボルからの連絡がきた。


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